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マクロメディア、3Dコンテンツ配信が可能な『Director 8.5 Shockwave Studio』を発売

2001年05月23日 19時16分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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マクロメディア(株)は23日、ウェブコンテンツの開発/配信が可能なパッケージ製品『Macromedia Director 8.5 Shockwave Studio 日本語版』を6月22日に発売すると発表した。Macintosh版とWindows版が用意されており、価格はそれぞれ16万8000円。

パッケージ
『Macromedia Director 8.5 Shockwave Studio 日本語版』のパッケージ

Macromedia Director 8.5 Shockwave Studioは、オーサリングツール『Director 8.5 日本語版』、ウェブ向けグラフィックス作成ツール『Fireworks 4 日本語版』、Shockwaveコンテンツをウェブサイトに追加するためのサーバーソフト『Shockwave Multiuser Server 3 日本語版』、サウンドエディター『BIAS Peak LE 英語版』(Macintosh版)、サウンドエディター『DigiOnSound Light 日本語版』(Windows版)で構成される。

Macromedia Director 8.5 Shockwave Studioを利用することで、ゲームやオンライン商品カタログなど、3Dグラフィックスを利用したさまざまな3Dウェブアプリケーションを作成できる。

主要な3Dグラフィックスツールや3Dアニメーションツールで作成した3Dモデルをインポートすることが可能。読み込んだ3Dモデルをオーサリングし、Shockwaveデータとして保存することで、ウェブサイト上で3Dコンテンツを展開できる。

Macromedia Director 8.5 Shockwave StudioおよびShockwave Playerには、マクロメディアとインテルが共同開発した3Dテクノロジーが搭載される。これは、インテルの3Dエンジン“Internet 3D Graphics”をPentium 4に最適化し、Shockwaveに統合したもので、Shockwaveを再生するコンピューターのCPU速度や回線スピードにより、3Dデータを自動的に最適化し表示できる。

また、高解像度の単一モデルを作成し、CPUパワーやフレームレートなどのパラメーターによりモデルの多角形の数を変えられる“Multi-Resolution Mesh”や、低解像度モデルから細かい三角形を加えてモデルを高解像度化できる“Subdivision Surfaces”を搭載する。

さらに、物理シミュレーションを処理する“Havokエンジン”を採用しており、3Dモデルが何かに衝突した際の動きを物理的に計算し表現できる。

画面
Macromedia Director 8.5 Shockwave Studioの画面

Flash 5やRealVideo、RealAudioに対応しており、Directorで作成したコンテンツ上でRealVideoやRealAudioをストリーム再生できる。ボリューム調整も可能。そのほか、Shockwave Multiuser Server 3を利用して、オンラインゲームなど2000人まで同時アクセス可能なマルチユーザー参加型コミュニティーを開発できる。

対応OSは、Macintosh版がMac OS 8.1/8.5/8.6/9.0/9.1。Windows版がWindows 98/Me/2000/NT4.0。

また、Macromedia Director 8.5 Shockwave Studioの発表に伴い、3Dグラフィックスツールメーカー各社が、Macromedia Director 8.5 Shockwave Studio対応プラグイン『Shockwave 3D Exporter』を発表した。このShockwave 3D Exporterプラグインを利用することで、各グラフィックスツールで作成した3Dグラフィックスやアニメーションを、直接Shockwave Studioへ取り込める。

エイリアス・ウェーブフロント社は、『Maya 3』に対応した『Maya Shockwave 3D Exporter』(Windows版)を無償ダウンロード提供する。さらに今夏には『Maya 3 on Mac』と『Maya 4』に対応したShockwave 3D Exporterを提供するとしている。

ソフトイメージ社は、『SOFTIMAGE|3D』と『SOFTIMAGE|XSI』に対応したShockwave 3D Exporterを、オートデスク社のディスクリート部門は、『3ds max 4』用のShockwave 3D Exporterをそれぞれ無償ダウンロード提供する。また、(株)ディ・ストームは、『LightWave 3D』対応のShockwave 3D Exporterを、Macromedia Director 8.5 Shockwave Studio発売(22日)後、1ヵ月以内に無償提供するとしている。

坂口社長
発表会場で、同社代表取締役社長の坂口城治氏は、「広帯域インターネット接続が一般家庭に入ってきつつある。“Shockwaveは遅い”と悪の権化のように言われてきたが、ようやくインフラが追いついてきた」と挨拶

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