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遅ればせながら登場、AOpen初のKT133Aマザー「AK73 Pro(A)」

2001年04月06日 23時49分更新

文● Jo_Kubota

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AK73 Pro(A)

 VIA KT133搭載マザーボードして一定の評価を得ている「AK73 Pro」後継、「AK73 Pro(A)」がAOpenから登場した。“(A)”という表記からも分かるように、AK73 Pro(A)はVIA KT133Aを搭載。これによりFSB 266MHzのAthlonに対応した。AOpen製としては初のKT133Aチップセット搭載マザーボードだ。



販売中

 製品名にそれほど変化がないように、チップセットが換装され0、ボードの色が同社のブランドカラーとなりつつある黒へと変更になった以外、AK73 Pro(A)はAK73 Proとレイアウト的には同じ製品だ。拡張スロットはAGP×1、PCI×5、AMR×1でSDRAM専用のDIMMスロットは3本となっている。FSB設定クロックが最大166MHz(DDR 332MHz)まで設定可能な点にも変わりない。倍率設定を行う黒いディップスイッチも従来どおりで、マザーボードが黒くなったことにより、従来より調和している印象を受ける。



CPUソケット周り

 細かな変更点としてはCPUソケット周りが従来製品よりもスッキリまとめられており、多少の回路変更が見受けられた。従来製品以上に大きなCPUクーラーの取り回しが容易になりそうな点は、オーバークロッカーには嬉しい配慮だ。一方で、CPUソケットの近くに、ICの上に乗った状態で配線されているダイオードがある。何らかの対策が行われた模様だが、ちょっとコワい?!



空中配線
写真左端に見えるのがICの上に乗った状態で配線されたダイオード。なかなかスリリングではある。ちなみに写真右端に写っているのは倍率変更用のディップスイッチ

 同製品はAOpen独自のBIOS保護機構“DIE-HARD BIOS”をサポートし、音声によるハードウェアトラブル告知システム“Dr.Voice”に対応。このあたりは最近のAOpen製マザーボードは標準で搭載していることが多く、このまま同社製品の標準となりそうな勢いだ。なお、AK73 Pro(A)のDr.Voiceは日本語のみの対応となる。
 価格はコムサテライト3号店で1万6500円、高速電脳で1万6800円。

【取材協力】

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