台湾のVIAテクノロジーズ社と米ソニックブルー社のジョイントベンチャーであるS3 Graphics社は現地時間の15日、モバイルパソコン向けのグラフィックスチップ『SuperSavege』を発表した。
『SuperSavage/MX』 |
『SuperSavage』は、『Savage MX/IX』に続くモバイル向けグラフィックスチップで、143MHz/1.8V動作の128bit SuperSavage 3Dコアを搭載する。最大表示解像度は1600×1200ドット(UXGA)で、液晶ディスプレー用のデュアル出力をサポートする(LVDS対応)。デュアルテクスチャリングユニットにより、マルチテクスチャーレンダリングを高速化したほか、セットアップエンジンを毎秒1250万トライアングルに高速化した。128bitメモリーインターフェースを内蔵し、128bitのSDRと64bitのDDRをサポートする(チップ内蔵はオプションで32MBまで、外付けの場合は64MBまで対応)。AGP 4×をサポートする。RAMDACは270MHz。
1万個時の価格は、『SuperSavage MX』が38ドル(約4500円)で、『SuperSavage IX』(8MBメモリー内蔵の場合)が58ドル(約6900円)。4月に量産開始の予定。