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ジャストシステム、ATRAC3再生に対応したデジタルオーディオソフトを発売

2001年02月14日 19時35分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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(株)ジャストシステムは14日、デジタルオーディオソフト『BeatJam XX-TREME』(ビートジャム ダブルエクストリーム)を3月23日に発売すると発表した。

『BeatJam XX-TREME』のパッケージ

BeatJamは、'99年12月のVer.1発売以降、累計で25万本以上出荷されている国内No.1シェアのデジタルオーディオソフト。これまでMP3エンコードソフトとして発売してきたが、ブロードバンド時代に向けたデジタルデータに対応するべく、今回製品名から“MP3”という言葉を取り、デジタルオーディオソフトとして製品展開するという。

BeatJam XX-TREMEは、オーディオソフトのBeatJam XX-TREMEと、新開発のストリーミングメディアプレーヤー『BeatStream』で構成されている。

BeatJam XX-TREMEは、MP3、WMA、WAVEデータの録音/再生が可能。ATRAC3デコーダーを標準搭載しており、ATRAC3で圧縮、Windows Media Technology(以下、WMT)を利用して配信される音楽データを再生できる。これにより、ATRAC3とWMTを利用した音楽配信サイトで試聴/購入できる楽曲データをBeatJamで再生可能となる。

デザインが一新されたBeatJam XX-TREMEのメインプレーヤー画面

また、CDDB2サーバーに対応したことで日本語による音楽CD情報の取得が可能となった。さらに、ライティングソフト『WinCDR 6.0』と連携し、BeatJamでは対応していないCD-R/RWドライブでもWinCDRを利用してデータ書き込みを行なえる。

オーディオデータのライブラリとプレイリストの同時表示が可能で、ライブラリから任意のオーディオデータをドラッグ&ドロップするだけでプレイリストを作成/編集できる。複数アーティストの楽曲が集まったコンピレーションアルバムにも対応し、楽曲ごとに情報設定が可能。

ミニプレーヤーのSkinデータもリニューアルされた

BeatStreamは、ストリームを表示するプレーヤーウインドウと、そのストリーミングデータを提供するウェブサイトやリンク一覧などを表示するブラウザーウインドウで構成されており、WMTによるストリーミングデータの再生が可能。

また、ATOKにインターネット向け専用モジュールを追加した『iATOK』を実装しており、このiATOKを利用してアーティスト名や曲名を入力するとインターネット上のストリーミングデータやアーティストのホームページへのリンクなどを一覧表示できる“ATOK Channel”機能を搭載する。

BeatStreamの画面。ストリーミングプレーヤー(左)とブラウザー(右)で構成されている

対応OSはWindows 95/98/Me/2000/NT4.0。3月23日発売で、価格は4800円。バージョンアップ版は直販のみで2800円。また、BeatJam XX-TREMEとWinCDR 6.0をセットにした『BeatJam XX-TREME Writing Factory with WinCDR 6.0』を1万本限定で3月23日に同時発売する。価格は8800円。バージョンアップ版は直販のみで5800円。

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