ザイリンクス(株)は2日、民生機器の設計および開発期間を大幅に短縮するプログラム“ザイリンクス eSP イニシアティブ”(以下eSP)をスタートし、開発用ポータルサイト“eSP”を開設したと発表した。
eSPのウェブサイトは、以下の3つのコンテンツを柱とする。
多様な企業との協力による成果物
MP3プレイヤーや遠隔電力計、1394-firewire、USB2.0、Bluetooth、VoIPなどのハードウェアリファレンスデザインやIPなどを提供する。
情報ソースの提供
情報ソースとして、以下の資料を提供する。
- ホームネットワーク接続コンポーネントや技術に関する3000ページを超える技術概要
- HomePNA、HomeRF、ワイヤレスLAN、HomePlug、USBなどの規格に関する技術要項や公式報告書
- 400以上のダイナミックシステムブロック図
- 市場概要
- 200以上の業界リンク
- 用語解説
- コンサルタント名簿
コミュニケーション
オンラインフォーラムを設置して、設計者が業界エキスパートと直接コミュニケーション交換できる機会も用意する。
同サイトは、ホームネットワーク接続をターゲットにしており、2001年第1四半期にはBluetoothアプリケーション専用の第2セグメントを設けて拡充を図る予定という。
