豊富なオーバークロック機能でVIA Apollo KT133Aチップセット搭載マザーボードとしては1番の人気を得ているASUSTeKの「A7V133」に、サウンドコーデックチップ“VT611A”を省略した「A7V133/WOA」が少数出回っている。
同製品は、基本的にはA7V133から単純にサウンド機能を省略しただけ。チップセットにもちろん変更はなく、拡張スロットもAGP Pro×1、PCI×5、AMR×1のまま。マザーボードのリビジョンは1.04となっており、これは現在市場に多く流通しているA7V133より若干新しい(A7V133のリビジョンは、ほとんど1.01か1.03)。シールで貼られていたリビジョンの表記が、シルク印刷に変わったのも同製品からとなる。
省略されたサウンド機能。もともとA7V133はサウンド機能以外、見た目がほとんどKT133マザーボード「A7V」といっしょだったが、これでますます見分けがつきにくくなった。部屋にマザーボードがごろごろ転がっている人は要注意?! |
価格はコムサテライト3号店で1万8700円。同店ではA7V133を1万9300円で販売しているので、ほとんど価格差はないが、サウンドカードを別に用意する場合が多い自作派にとってオンボードのサウンドチップはあまり意味がないだけに、歓迎する人も多いだろう。
ちなみに同店では、ASUSTeKのVIA Apollo Pro133チップセット搭載のSocket370マザーボード「CUV4X-E」も1万4800円で販売中。同製品はCUV4Xシリーズの1枚で、IDEがUltraATA/100に対応するほか、CUV4Xシリーズの他製品と違い、DIMMスロットを4本搭載するのが特徴だ。気になる人はチェックしてみるといい。
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