26日、NTTドコモのJava対応携帯電話「503iシリーズ」が発売された。今回店頭に並んだのは富士通製「F503i」と松下電器製「P503i HYPER」の2機種。カラーバリエーションはF503iがバイオレットシルバー、フェアリーホワイト、シャイングレー、P503iがクオーツシルバー、ジェムブラック、サイバーレッド各3色である。
携帯ショップが乱立する秋葉原中央通り沿いでは、P503iが予約でも店頭販売でも人気。特にP503iの中でも、レッドとブラックに人気が集中していた。
P503iが売れているのは外見的な要素が大きいと思われる。メタリックなレッドやブラックは今までにあまりないカラーで、店頭でもすぐに分かる。また、P503iの方がF503iより液晶画面が小さいため、従来の携帯の大きさに近く、ユーザーが好感を持てるサイズだ。
販売員によれば、P503iのレッドはシルバーやブラックに比べて生産本数が抑えられているそうで、今日の入荷本数でも最も少なかった。今後購入を考えている人は早めに押さえておいた方がいいだろう。新規、機種変更の価格はどの店舗も一律にF503iが29800円、P503iが29500円となっている。
この日は平日ということもあり、中央通り沿いのショップで503iシリーズを熱心に操作する姿は少なかった。「次回に発売されるフリップタイプや折りたたみ型の機種を待っており、関心はあるけど購入にはいたってない」(ショップ販売員)という声もあるが、週末の土日で状況が変わる可能性もある。
1月26日午後(13時~17時)に編集部が聞き取り調査した、販売状況は以下のとおり。
テレネット電気街店- 機種変更予約分約20本、新規で5、6台。
- P503iのレッド、シルバーの人気が高い。
- P503iのレッドが機種変更で売りきれ。
- F503iのグレーが予約売り切れ。
- F503iよりP503iの方が売れている。
- P503iのレッド、シルバーが売れ、ブラックはまだ在庫あり。
- F503iよりP503iの方が売れ、特にレッドとブラックの人気が強い。
- P503iの方が予約が多かった。
- P503iのレッドが2台売れた。
- P503iのレッドとブラックが3、4台売れただけ。
- P503iのレッドとシルバーの3、4台機種変更。20代、30代の男性会社員が購入。
- 503iシリーズへの関心は高いが、購入者は少ない。
- P503iの予約は10台。P503iのレッドとシルバーが4台機種変更あり。
- F503iの予約は3台。会社購入で新規にシルバー5台を販売した。
- 予約、販売ともにP503iの販売が好調。
- P503iのレッドは10本入荷しただけ。レッドの生産本数はシルバーやブラックの約半数といわれており、品薄感がある。
- P503iのレッドが最も出ているとのこと。
西村電機(03-3251-5061)