サイボウズ(株)は15日、同社のグループウェア『サイボウズ Office 4』をiモード端末から利用するためのモジュール『サイボウズ ケータイ 4 for iモード』を発売したと発表した。
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同製品は、パスワードを入力しなくてもログインできるように、ユーザー認証の情報を自分のiモードに電子メールで転送する機能の搭載、プルダウンメニューを活用することで携帯電話からの文字入力を簡略化できるようになってる、2、3回のボタン操作で必要な情報に到達できるようになっているなどの特徴を持つ。機能は“個人スケジュール”、“掲示板”、“施設予約”など8種類。また、iモードの特性を考慮してページあたりのパケット量を見直したことでランニングコストの低減と表示の高速化を実現しているという。価格は10ユーザーで3万9800円(『サイボウズ Office SOHO 4』のライセンスを持っているユーザーのみ購入可)、50ユーザーで9万9800円、100ユーザで19万8000円、無制限で48万円となっている。使用方法は、同製品のアーカイブを『サイボウズ Office 4』が稼働しているサーバーにインストールする形になる。同製品はWindows版ならびにLinux、FreeBSD、Solaris上で稼働するUNIX版がある。なお、インストールされるサーバーは、インターネットからアクセスできる環境を構築する必要がある。その際、セキュリティーを十分考慮する必要があるという。セキュリティーや動作環境の詳しい情報は同社のサイトに掲載されている。