日本電気(株)は10日、同社のインターネット検索サービス“BIGLOBEサーチ”において、ディレクトリー方式によるホームページの検索結果の表示を重要度順に表示をするサービスを開始したと発表した。
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インターネットの検索サービスは、“ウェブクローラ”というシステムによって情報を自動的に検索するロボット型サービスと、人手によって情報整理を行なうディレクトリーサービスに分類される。インターネットのサイト数が多くなると、ロボット型サービスだけでなくディレクトリーサービスについても、各分類の中で多数のページが存在するため、有効なページを探し出すことは困難になる。同社の新サービスでは、ディレクトリーによる検索結果に、Google社のロボット型検索エンジンで探索したサイトの重要度を適用し、ディレクトリー情報をランキングで表示するという。また併せて、豪BTLookSmart社と提携し、同サービス内のディレクトリーサービスを充実させていくとしている。そのほか、ディレクトリーサービスの強化に加え、専門データベースとの連携サービスも開始する。同社では、2000度末までに1日につき2000万ページビュー、2001年度の広告収入において年間30億円を目標としている。