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【2001年年頭挨拶ニュースリリース】住商情報システム(株)取締役社長岩崎恒夫氏

2001年01月05日 15時32分更新

文● 編集部

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夢とチャンスの21世紀に向けて、大きな希望を抱き、力強く踏み出そう。

<昨年の概況>

昨年の世界経済は、4%台の成長であった模様であるが、アメリカ経済にも年後半には減速傾向が伺われ、日本経済も本格的回復には到らず、各企業は経営戦略・やモノ・サービスの各プロセスにおいてIT(情報技術)を最大限に応用・活用して、より一層の「効率化」・「差別化」や「コンピテンス」の確立/実現を目指している。

この情勢下、当社は昨年、以下の実績をあげることができた。
 (1)業容拡大:売上高・経常利益・純利益いずれも3期連続で最高を更新(連結、個別)、5期連続で増収増益(個別)を達成。また、5期連続増配実施企業として東証から表彰。
 (2)新しい技術・分野へのあくなき挑戦:「イー・コマース・テクノロジー」、「プレオマート」、「デジタルノンバンク」、「VAリナックス」等の新会社の設立・資本参加、フェデラルエクスプレスとの協業、「ProActive」Web版・ProShop制度、「ケアマネサポート」、「Ecpo」、「あきんどねっと」、「リスク管理統合型システム」、「ERPGate」や「jSecurity」などの新製品・サービスの提供を行った。
 (3)知的財産の戦略的活用:「法務・知的財産部」を設置、14件の特許を出願(昨年末時点)。
 (4)経営計画「Create21」の目標へのラストスパート:全社を挙げて努力し、定性目標は概ね達成。定量目標の達成に向けてラストスパートをお願いする。
 (5)21世紀に向けて、現行の経営モデル・収益モデルを総点検し、足腰の強化を図るため、4つの「テーマ別検討会議」の設置:現在、活動中であり、それぞれの結論を基に、施策実行。

<本年の目標>
「e 革命」が進行する中、我々が提供している情報システム・製品・サービスの3年後、5年後を見据えつつ、21世紀の最初の年に、次の4つの目標を設定する。

  1. 次期経営計画の策定
  2. 21世紀の当社が、お客様・株主・社員にとって「エクセレントカンパニー」であるためには、何を如何になすべきか。そのための経営目標と具体的方針を、英知とパワーで策定しよう。

  3. 新技術・新製品・新サービスの追求
  4. 「IT基本戦略」が提言した重要ファクターの一つである「ブロードバンド」が全国的に普及すれば、様々な社会生活・産業分野に深く影響を及ぼし、新たなる生活スタイル、ビジネス・モデル、サービスが誕生し、既存のものも変革されていく。

    新規分野・新規技術への触覚を拡げ・積極的に取り組もう。

  5. 品質を基本とすることの継続
  6. 2つのベクトル=「ミスをしないこと」と「内容の改善・向上を行うこと」が相俟って、「品質」の安定・発展がもたらされる。このことが、お客様の信用・信頼を獲得する原点である。

  7. コンプライアンスとリスクマネジメントの徹底
  8. 「信用を重んじ、確実を旨とする」事業精神の下、法令・契約・社規社則・手続きの遵守は当然のこととし、何にもまして、日々の業務一つ一つを確実に、正確に遂行しよう。

(半角かなを全角、丸付数字を(1)などとした以外は原文のまま)

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