このページの本文へ

DDRマザー「KA266-R」のRAID省略版が少量出回る

2000年12月28日 19時59分更新

文● Jo_Kubota

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷
KA266パッケージ

 Iwill「KA266-R」旋風が吹き荒れてから1週間で今度は“R”のない、つまりIDE RAID機能省略モデル「KA266」がアキバに登場した。RAID機能が省略されている以外、基本的なスペックはKA266-Rと全く同じであり、チップセットにはALiのALiMAGiK 1が搭載されている。“M1647”(North Bridge)+“M1535D+”(South Bridge)という組み合わせにも、もちろん変更はない。



KA266
「KA266」。SouthBridge近くのAMI(American Megatrends)製IDE RAIDコントローラ“AMI80649”がないのと、IDEポートが2つ省かれている以外はKA266-Rと同じだ

 今回注目したいのは「KA266-R」そしてGigabyteの「GA-7DXC」では同梱されていたDDR SDRAMが付属していない点。完全な単品販売であり、ようやく通常のマザーボードと同じ販売方式になったわけだ。メモリが付属しないため、ユーザーとしてみれば市販品のDDR SDRAMを好みにあわせて選択できる自由度がある。DDR SDRAM単品はApacer、Transcend、メルコ製などが各ショップに出回りつつあるので入手に困ることはないだろう。
 なお、IDE RAIDがない分だけオーバークロック耐性の向上も見込めると思われる。それだけに、FSB設定クロック133MHz版のAthlon登場を見越した先物買いを目論む人たちの間で、年の瀬の奪い合いが始まるかもしれない。

 気になる価格は、IDE RAID機能を省き、DDR SDRAMを同梱していない分安価になっており、CUSTOMで28800円。ただし、単品のマザーボードとして見ると、まだ若干高価ではある。



【関連記事】
【取材協力】

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

ASCII.jpメール アキバマガジン

クルマ情報byASCII

ピックアップ