10月29日(現地時間)、米国において、IBMやIntel、Microsoft、SAP、EMC、Computer Associatesなど27のコンピュータ関連企業が参加する非営利のコンソーシアム「Business Internet Consortium」の設立が発表された。
このコンソーシアムは、eビジネスの標準策定や次世代技術を研究していくシンクタンク的な役割りを担っていくことを目的としている。
またこのコンソーシアムは、顧客である企業からeビジネスに対する要求に直接耳を傾けるようにするといい、Capital OneやCharles Schwab、Ford Motor Companyなどの企業にも加わってもらうという。
具体的な活動として、従来のビジネス手法をXMLなどで「e化」する取り組みや、各種端末間(たとえば携帯電話からパソコンへ)のeビジネス情報のやり取り、ログインを必要としないセキュリティシステムの研究などについて、それぞれワーキンググループを作り、その成果物であるリファレンスデザインやホワイトペーパーを発表していく予定だ。