このページの本文へ

米i-DNS.netと米Network Solutions Registry、多言語ドメイン名登録の標準化で提携

2000年08月24日 17時29分更新

文● 編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

米i-DNS.net International社(以下i-DNS.net)は23日(現地時間)、米Network Solutions社のNetwork Solutions Registry事業部と、多言語ドメイン名登録の標準化に関して提携したと発表した。

i-DNS.netは、英語以外の言語でドメイン名を登録し、運用できる“多言語ドメイン・ネーム・システム”(iDNS)を開発した企業。また、米Network Solutions社の独立事業部門であるNetwork Solutions Registry事業部は、“.com”、“.net”、“.org”などのドメイン名の登録サービスプロバイダーで、16ヵ国のICANN認定登録管理事業者61社をサポート。今回の提携に基づいて、両社は、全世界のICANN認定登録管理事業者に対して、iDNSを用いた多言語ドメイン名登録が可能な実験システムの提供を、9月に開始するとしている。

同システムが実用化されることにより、英語以外を母国語とする人々が、普段話している母国語をドメイン名に使用できるようになるという。i-DNS.netのマイケル・ウング(Michael Ng)最高経営責任者は、「ニューエコノミーにおいては、ドメイン名そのものが1つのブランドとして認知されつつあり、インターネットサイトを持つ企業や組織は、母国語によるドメイン名のニーズを認識することになるだろう」と述べている。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン