ヤマハ(株)は、同社のMIDI音源装置『MU128』をバージョンアップした。『MU128
V2.0』として、5月25日に専用ソフトウェアの無償ダウンロードサービスを開始する。
これは、世界統一規格として規定されているMIDI音源機器統一規格『GMレベル2』の完全上位版として提供されるトーンジェネレーター。『GM』とは、General
MIDIの略で、MIDI音源機器の演奏方法などを規定するもの。『GM』に対応した音源機器や市販データ曲集には“GMマーク”がついており、GM対応の音源を利用すれば、すべて同じ音色で演奏される。
今回のバージョンアップでは、音色マップ、エフェクト機能などが追加されている。『MU128
V2.0』は同社ホームページよりダウンロードできるほか、コンピューターミュージック関係の雑誌の付録として提供される予定。また、同社サービスカスタマーセンターでは有償(7000円)でバージョンアップするサービスも受け付けている。