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カシオ、0.5秒間隔で撮影・再生ができるデジタルカメラ『QV-5500SX』を発売へ

1999年02月25日 00時00分更新

文● 報道局 佐藤和彦

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 カシオ計算機(株)は、0.5秒間隔で撮影・再生ができるデジタルカメラ『QV-5500SX』を、3月3日に発売する。価格は6万3000円。同製品は、3分の1インチ正方画素CCDカメラ(総画素数131万画素、有効画素数125万画素)を搭載。レンズはF2.8/f=5.47mm(35mmフィルム換算)で、ズームは2倍/4倍のデジタルズームを搭載している。ファインダーは光学式と液晶方式を採用している。

 

『QV-5500SX』 『QV-5500SX』



 同製品は、最大6枚まで画像を蓄積できる16MBの大容量バッファーメモリーを搭載。0.5秒間隔で連続6枚の撮影が行なえる(液晶OFF時、液晶ON時は1秒間隔)。バッファーメモリーに蓄えた画像は、まとめてコンパクトフラッシュ(CF)カードに記録することができる。また、画像をCFカードに書き込んでいる最中に、“DISPスイッチ”を押すことにより、CFカードへの画像記録をキャンセルして撮影待機状態に移行することもできる。

 また、CFカードに画像を記録する際に、撮影日時や露出の状態などのデータをHTML形式で記録する“カードブラウザー機能”も搭載。ブラウザーでCFカード内の画像や撮影データを一覧できる。

 静止画のファイルはJPEG形式で、画像サイズは、640×480ドット(1枚あたり約112KB)と、1280×960ドット(約200KB、約352KB、約500KB)が3モードの合計4モード。また、最長9.6秒の長さのAVI形式の動画(1秒10コマ)の撮影・再生が行なえる。液晶パネルには、1.8型HAST(hyper Amorphous Silicon)TFT液晶(555×220ドット)を搭載。この液晶画面に表示される“グラフィックメニュー”で、画像のモード選択などを行なう。

 測光方式は、マルチ測光、スポット測光、中央重点方式の3方式を搭載し、マニュアル時には選択して撮影できる。また、自動計算した最適露出と、その前後プラスマイナス0.5EVで3コマ連続して自動的に露出を変えながら撮影する“AEB(Automatic Exposure Bracketing)撮影モード”や、多重露出撮影モードなどが搭載されている。

 同製品のサイズは幅131×奥行き43×高さ69mm、重さ250g。入出力端子は、デジタル入出力端子、ビデオ出力(NTSC/PAL標準方式準拠)を搭載。画像管理ソフト『QV-LINK Ver.2.6』(Macintosh/Windows対応)や8MBのCFカード、ソフトケース、単3アルカリ電池4本などを同梱している。

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