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【速報】マイクロソフト、『Windows CE』のハンドヘルドPC版、およびパームサイズPC版の新バージョンを発表

1999年02月22日 00時00分更新

文● 報道局 佐々木千之

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 マイクロソフト(株)は、ハンドヘルドPC向けの『Microsoft Windows CE for Handheld PC Professional Edition, version 3.0』日本語版を発表した。また同時に、パームサイズPC向けの『Microsoft Windows CE for the Palm-size PC version 1.2』日本語版も併せて発表した。

『Microsoft Windows CE for Handheld PC Professional Edition, version 3.0』

 Microsoft Windows CE for Handheld PC Professional Edition, version 3.0(以下Windows CE H/PC Pro)は、『Microsoft Windows CE OS version 2.11』をベースとしたOSで、“Jupiter”という開発コードネームで知られていたもの。同社のハンドヘルドPC用OSとしては3番目であることから、“version 3.0”と名付けられている。

 version 2.0からバージョンアップした主なポイントは、800×600ドットで6万色表示のディスプレーをサポートするようになったこと、マウスやトラックパッドといったポインティングデバイスのサポート、USBのサポートが挙げられる。

 付属のソフトウェアもバージョンアップされ、『Microsoft Pocket Word』、『Microsoft Pocket Excel』では、WordやExcelのファイルを直接読み書きできるようになった。また、『Microsoft Pocket Outlook』と『Microsoft Pocket PowerPoint』に加え、新たに『Microsoft Pocket Access』が提供された。

 Windows CE H/PC Proのサポートを表明したのは、カシオ計算機(株)、コンパックコンピュータ(株)、シャープ(株)、(株)日立製作所、日本ヒューレット・パッカード(株)、富士通(株)、日本電気(株)の7社となっている。

『Microsoft Windows CE for the Palm-size PC version 1.2』

 Microsoft Windows CE for the Palm-size PC version 1.2(以下Windows CE Palm-size PC 1.2)は、昨年12月に発表された『Microsoft Windows CE for the Palm-size PC version 1.1』のカラー対応版。“Wyvern”という開発コードネームで呼ばれていたもの。

 version 1.1との大きな違いはカラーディスプレーをサポートした点。

 Windows CE Palm-size PC 1.2のサポートを表明したのは、カシオ計算機(株)、コンパックコンピュータ(株)の2社となっている。

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