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エー・アイ・ソフト、春の新製品7シリーズをまとめて発表--HDD容量不足解消ユーティリティー『DiskX II 98 Ver.2.0』から順次発売

1999年01月21日 00時00分更新

文● 報道局 桑本美鈴

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 エー・アイ・ソフト(株)は、今春発売する新製品7シリーズを発表した。HDD内のデータを圧縮して空き容量不足を解消するユーティリティー『Disk II 98』、アンインストーラー『DiskX Tools』、ホームページ自動ダウンロードソフト『WebWhacker』、FAXソフト『EasyFax』、和英翻訳ソフト『訳せ!!ゴマ』、OCRソフト『読んde!!ココ』、地図作成ソフト『まっぷっぷ』の新バージョンを、2月19日から順次発売する。

『DiskX II 98 Ver.2.0 for Windows95/98』

 HDD内のデータを圧縮して、空き容量不足を解消するユーティリティー。今バージョンでは、HDDのほかに、FDやMO、CD-Rといったリムーバブルメディアにも対応するようになった。圧縮ディスク読み書き専用プログラム“DXAnywhere”を圧縮したデータを収めたメディアに入れておけば、DiskX II 98がインストールされていないパソコンでもデータの読み書きができる。ウィザードに従ったファイルを圧縮しCD-Rに書き込める“圧縮CD-R作成ウィザード”機能、指定したフォルダやドライブに新規ファイルが作成されると自動的にデータを圧縮する“リアルタイム圧縮”機能などを搭載する。前バージョンでは、Windowsフォルダ内のファイルは圧縮できなかったが、今バージョンでは、テキストや壁紙ファイルといったシステム起動に直接関係ないファイルを圧縮できるようになった。対応OSはWindows 95/98。2月19日発売で、価格は9800円。





『DiskX Tools Ver.5.0 for Windows』

 不要なファイルを削除できるアンインストーラー。アプリケーションのアンインストールや不要ファイルのクリーンアップといった主要機能を一覧表示する“ナビゲーター”を搭載。このナビゲーター画面から必要な機能を実行できる。また、誤って削除、上書きしたファイルを復活させる“ファイルセーフ”機能、設定したスケジュールに合わせて必要な機能を自動実行する“スケジューラー”機能、使用しているパソコンのシステムを監視して、ディスクの容量不足やディスクエラー、メモリー不足をチェックする“システムセンサー”機能を搭載する。対応OSは、Windows 95/98/NT4.0。4月2日発売で、価格は9800円。





『ウェブワッカーEXPRESS Ver.3 for Windows』

 ホームページ自動ダウンロードソフト。ソフト側でユーザーの使用傾向を学習し、閲覧すると思われるURLの先読みを行なうアクセラレータ機能を搭載。ダウンロードする際は、ブラウザーのキャッシュデータや先読みしたデータを利用することで、ダウンロード時間を軽減できるという。また、ホームページ上の画像データのみをサムネイルで表示可能。これらの画像データを一括して収集管理できる画像コレクション機能も搭載する。そのほか、ダウンロードしたページの英和翻訳機能も備える。対応OSはWindows 95/98/NT4.0。4月2日発売で、価格は8800円。なお、発売記念キャンペーンとして、購入ユーザーの中から毎月抽選で100名に、画像データを自動補正して印刷できるソフト『デジカメde!!同時プリント』をプレゼントする。期間は4月2日から6月30日まで。





『EasyFax2000』

 FAXソフト『EasyFax98』の後継バージョン。FAX通信を行なうごとに学習を行ない、相手先のFAX番号によって通信速度を変更するなど最適な送信環境を自動的に設定するインテリジェント通信機能を搭載。また、相手先名やエラー情報、送受信した時刻など、送受信したFAXの情報を自動的に整理する“送受信アシスタント”機能が追加された。送信エラーが起きた場合、ユーザーにメールやポケベルで通知させることも可能。そのほか、インターネットFAXに対応し、FAX送信ウィザード機能、複数のパソコンで1台のFAXモデムを共有できるモデム共有機能などを搭載する。





『EasyFaxPRO2000』

 ネットワーク対応のFAXソフト。EasyFax2000の機能に加え、受信FAXをクライアントに転送できるほか、送受信FAX情報をウェブサーバーに自動的に登録し、ウェブ上で公開することも可能。



 両製品とも、対応OSはWindows 95/98/NT4.0で、3月12日発売。価格は、EasyFax2000が7800円、EasyFaxPRO2000が1サーバー5クライアントで2万9800円。

 なお、発売記念キャンペーンとして、EasyFax2000、EasyFaxPRO2000を購入したユーザー、またはアップグレードしたユーザーに、エプソンのカラーインクジェットプリンター『PM-770C』(10名)、スキャナー『GT-7000』(10名)をプレゼントする。期間は2月12日から5月7日まで。

『英語も日本語も 訳せ!!ゴマ バイリンガル Ver.4』

 英和/和英双方向翻訳ソフト。ウィザード形式で適切な英文レターを作成できる英文レター作成支援機能“代筆!!大魔神”を新たに搭載。また、英和翻訳用基本辞書、和英翻訳用基本辞書ともに、インターネット関連用語を中心に5000語ずつが追加され、収録語数は英和辞書が10万5000語、和英辞書が12万9000語となった。そのほか、ワープロソフトやメールソフトなどに翻訳機能をアドイン可能。





『訳せ!!ゴマ 日英PRO Ver.4』

 ハイエンドユーザー向け和英翻訳ソフト。訳せ!!ゴマ バイリンガルと同様に、英文レター作成支援機能を搭載。基本辞書は12万9000語となり、専用用語辞書は30分野21万語を収録。基本辞書のほか、最大6分野までを同時に参照できる。



 両製品とも対応OSはWindows 95/98/NT4.0で2月26日発売。価格は、訳せ!!ゴマ バイリンガルが1万2800円、訳せ!!ゴマ 日英PROが1万9800円。

『読んde!!ココVer.5 with 名刺OCR for Windows』

 日本語/英語両対応のOCRソフト。認識精度を向上させたほか、複数文書の同時画面処理にも対応した。また、文書の読み込みから領域抽出、文字認識、ファイル保存までの一連の作業を自動的に行なう自動実行ボタンが追加された。各種アプリケーションをアプリケーションバーに登録でき、ボタンをクリックするだけでそのアプリケーションを起動させ、認識結果を自動的に転送できる機能も搭載。そのほか、カラー画像やセルの罫線が一部欠落している不定型表の認識にも対応。対応OSはWindows 95/98/NT4.0。2月26日発売で、価格は1万9800円。





『Presto! OCR Pro 4.0 for Windows』

 英語やドイツ語、フランス語など、欧米の主要15言語に対応したOCRソフト。レイアウト自動解析機能を搭載し、カラー画像認識に対応。対応OSはWindows 95/98/NT4.0。4月2日発売で、価格は1万4800円。





『読んde!!ココ Ver.5 with 名刺OCR Power OCR Suite』

 『読んde!!ココVer.5 with 名刺OCR for Windows』と『Presto! OCR Pro 4.0 for Windows』をセットにした製品。4月2日発売で、価格は2万9800円。



『まっぷっぷ Ver.4 for Windows』

地図作成ソフト。道路や鉄道、河川など地図作成に必要なものをアイコン化する地図描画機能に、道路標識や、街路樹、横断歩道などを追加。また、全国約3500市町村区の行政区画図データ(マクロマップ)を収録しており、マクロマップビューワから全国/地方/都道府県といった任意の単位で地図データをドラッグ&ドロップし、地図作成に利用できる。そのほか、路線図や経路図を作成できる地図チャート機能を搭載。対応OSはWindows 95/98/NT4.0。2月19日発売で、価格は9800円。



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