(株)東芝は、A4サイズノートパソコン『DynaBook Satellite 2520シリーズ』を発表した。これは同社の『同2510シリーズ』の後継機にあたり、大きな変更点としてはCPUに米AMD社のK6-2-300MHzを採用した点があげられる。
コンシューマーから企業導入向けまでのニーズをターゲットに11モデルが用意されている。モデルの違いはOSの種類(Windows
95/98/NT)、アプリケーションソフトのプレインストールの有無、液晶ディスプレーの種類(12.1TFT/13.0DSTN)、CD-ROMドライブの有無。サイズは幅309×奥行259×高さ39.9(最高部43)mm、重さは3.0kg。
グラフィックアクセラレーターには米S3社の『S3 ViRGE
MX/86C260(VRAM:2MB)』、メモリーは64MB(最大192MB)、HDDは4.3GB、液晶ディスプレーの解像度は800×600ドットで1677万色表示、CD-ROMドライブは24倍速のものを内蔵する。バッテリーでの駆動時間は約3時間。また、アプリケーションをプレインストールするモデルにはV.90対応の56Kbpsモデムが内蔵される。発売は15日、価格は以下の表の通り。
モデル | LCD | OS | CD-ROM | 価格 |
CDTA | 12.1TFT | Windows 98(*) | 内蔵 | オープン(推定27~29万円) |
CDT | 12.1TFT | Windows 98 | 内蔵 | 30~32万円 |
CDTW | 12.1TFT | Windows 95 | 内蔵 | 30~32万円 |
CDTN | 12.1TFT | Windows NT4.0 | 内蔵 | 32~34万円 |
CT | 12.1TFT | Windows 98 | - | 30~32万円 |
CTW | 12.1TFT | Windows 95 | - | 30~32万円 |
CTN | 12.1TFT | Windows NT4.0 | - | 32~34万円 |
CDSA | 13.0DSTN | Windows 98(*) | 内蔵 | オープン(推定24~26万円) |
CDS | 13.0DSTN | Windows 98 | 内蔵 | 25~27万円 |
CDSW | 13.0DSTN | Windows 95 | 内蔵 | 25~27万円 |
CDSN | 13.0DSTN | Windows NT4.0 | 内蔵 | 27~29万円 |
(*) アプリケーションプレインストールモデル