米インテル社は8日(現地時間)、同社のPentiumプロセッサーのデザインを、米国政府に無償提供する、と発表した。同社がPentiumのデザインを提供するのは、米エネルギー省の管轄下にあるサンディア国立研究所で、ここで宇宙、防衛用途に最適なプロセッサーの開発を行なう。同社は、「この無償提供により、納税者が負担すべき設計コストの数億ドルが節約される」とのコメントを発表した。同社では、'80年代にも『Intel 8085』および『Intel 8051』マイコンに関し、今回と同様の技術供与を行なっている。
