向かって左から、経営企画部長の中村直司氏、代表取締役副社長の松本満氏、経理部長の中木清氏 |
(株)エヌ・ティ・ティ・データは、'98年9月中間期(4月~9月期)決算を発表した。総売上高が3044億8000万円で、前年同期比2.2パーセント増。当期純利益は73億4200万円で、前年同期比4.8パーセント減となった。5月12日に行なった新株発行に伴う増資手数料が響き、マイナスになったという。
営業種別売上高は、データ通信サービスが前年同期比1.7パーセント増の1873億9900万円。システム開発サービスが前年同期比3.5パーセント減の754億1400万円。端末およびネットワークの運用、保全、コンサルティングなどのその他のサービスが、堅調な伸びを示し、前年同期比17.5パーセント増の416億6600万円となった。
'99年3月期の業績予想は、売上高が6750億円、当期純利益が170億円としている。EC(エレクトロニック・コマース)ビジネスの見通しについて経理部長の中木清氏は、2000年に数千億円規模という漠然としたものを持っていると語った。