富士写真フイルム(株)は、カラー画像処理ソフト『PICTUNE 21』シリーズを7月に発売する。デジタルカメラで撮影したRGBデータをデザインや印刷用途向けにCMYK変換できる画像処理ソフト。同社が'98年2月に発売した画像処理ソフト『PICTUNE(Macintosh版)』の後継ソフトにあたる。
![]() |
---|
『PICTUNE 21』 |
最新版では、従来のMacintosh版に加えて、Windows版も発売する。独自のCMS(Color
Magagement System)を搭載し、安定したCMYK変換が行なえる。また、印刷表現の狙いに応じて“被写体近似仕上がり”と“モニター(sRGB)近似仕上がり”の2モードを用意する。“ファジー・オートセットアップ”機能により、色変換がボタン1つで行なえる。価格はWindows版が34万8000円で、Macintosh版が29万8000円、Macintosh用の簡易版『PICTUNE
21 Light』は9万8000円。
Windows版の読み込み画像フォーマットはTIFF-RGB、JPEG、Exif、BMP、PCX、FlashPix。出力はTIFF-CMYK、EPS-CMYK、JPEG。対応機種はWindows
95/98/2000/NT4.0を搭載したIBM PC/AT互換機とPC98-NXシリーズ。Macintosh版の読み込み画像フォーマットはTIFF-RGB、JPEG、Exif、PICT、PhotoCD。出力はTIFF-CMYK、RGB、Gray、Lab、EPS-CMYK、EPS-JPEG、DCS、CSCITEX-CT。対応機種はMac
OS 8.6以降を搭載したPower Macintosh。
