レッドハット(株)は28日、最新日本語版『Red Hat Linux 6.2J』を発表した。最新版からは3種類のパッケージとなり、『スタンダード』と『デラックス』は4月21日に、『プロフェッショナル』は5月中旬に発売する。
最新版の特徴は、4GBまでのメモリー自動認識、パーティッション変更不要のインストール、並列サーバーを構築する“Beowulf”、HDDに直接データを書き込む“Raw
I/O”など。既存ユーザーのバージョンアップに適した『スタンダード』は、90日間の電子メールサポートなどが付いて、価格は3980円。『デラックス』には、(株)ジャストシステムの日本語変換ソフト『ATOK12SE』、オムロンソフトウェア(株)の日本語ワープロ『Db/NOTE
for Linux/BSD Ver.2.02』、コクリエイト・ソフトウェア(株)のCADソフト『ME10』などの商用アプリケーションが同梱される。30日間の電話サポートと90日間の電子メールサポートなどが付いて、価格は1万2800円となっている。『プロフェッショナル』は、セキュリティー対応ウェブサーバー“Secure
Web Server”を同梱し、eビジネス用サイトの構築に適しているという。価格は2万9800円。