クリエイティブメディア(株)は16日、DOLBY DIGITAL対応のアンプ/スピーカーシステム『Creative
Cambridge DeskTop Theater PlayWorks2500』を内覧会で公開した。来週にも正式発表する。DOLBY DIGITALはDVD-Videoで採用されている5.1チャンネルのサラウンドフォーマット。通常のDVD再生では2チャンネルステレオになるが、対応アンプやスピーカーを揃えることで、映画館と同じ5.1チャンネルのマルチチャンネル環境を実現することができる。PlayWorks2500はデコーダーとアンプ、スピーカーのセットを低価格で実現したパッケージだ。
上に載っているのがデコーダー&アンプ。大きい箱がウーハー。そのほかのスピーカーはすべて同じ大きさだ |
製品はDOLBY DIGITALデコーダー内蔵の5.1チャンネル対応アンプと5台のスピーカー、1台のサブウーハー、スピーカースタンドなど。DVDプレーヤー、あるいはDVD再生可能でDOLBY
DIGITAL信号を出力できるパソコン、あるいは来月発売のプレイステーション2に接続して使用する。アンプは光、同軸、DINと3種類のデジタル端子を装備。DOLBY
DIGITAL信号だけでなく、MDやCDのデジタル出力も受けてサラウンド化することができる。DIN端子は同社のSoundBlaster
Live!などのサウンドカードと接続、DirectSound対応ゲームなどの立体サウンドをサポートしている。ちなみにDOLBY
DIGITALデコーダーは24bit処理。ゲームタイトルに多いDOLBY ProLogicのデコードもできる。
SoundWorks2500を使ったプレイ環境。ゲーム機に接続すればリアルなサラウンドを楽しむことができる |
価格は4万2800円となっている。なお、製品名のCambridgeは、ホームシアターやホームステレオの設計で有名なCambridge
SoundWorks社のこと。同社は現在クリエイティブメディア社の親会社であるCriative
Technologiesグループの一員。