日本電気(株)は19日、Mobile Pentium III-650MHzを搭載した企業向けノートパソコン『VersaPro
NX VA65J/AF』など、同シリーズの新製品を発表した。Windows 2000搭載モデルが新たに設定された。
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VersaPro NX |
同シリーズには、Mobile Pentium III-450MHzから650MHz搭載の機種が6機種、Mobile
Celeron-333MHzから466MHz搭載の機種が5機種、合計11機種がラインアップされている。
VersaPro NX VA65J/AFは、CPUにMobile Pentium III-650MHzを搭載している。同CPUは“SpeedStep”機能に対応したもので、AC電源駆動時は650MHzで動作、内蔵バッテリー駆動時は500MHzで動作し、消費電力を抑えるようになっている。
チップセットはIntel 440BX、メモリーは32MB(最大メモリー容量512MB)、HDDはUltra
ATA/33対応の6GB、最大24倍速のCD-ROMドライブを搭載している。画面は、15インチTFTカラー液晶パネルを搭載しており、1024×768ドットで1677万色を表示可能。サウンド面では、高品位スピーカー、ハードウェアシンセサイザーを搭載、光デジタルオーディオ出力端子を装備している。
セキュリティー機能として、ユーザーパスワード機能、スーパーバイザーパスワード機能、HDDとパソコン間の相互認証機能搭載ハードディスクパスワード機能、盗難防止ロックなどを装備している。また、オプションで指紋認証PCカードや衝撃吸収ラバーも選択できる。
OSは、“Windows 95プリインストールモデル”、“Windows 98プリインストールモデル”、“Windows
2000/NT 4.0セレクタブルモデル”が用意されている。なお、Windows 2000搭載モデルの出荷は、2月下旬からとなっている。
バッテリーは、ニッケル水素バッテリー内蔵で最大連続駆動2.1時間となっている。サイズは幅327×奥行き269×高さ50mm、重さ3.9kg。価格は約60万円から。同シリーズはBTOが可能となっており、ユーザーの希望により、機器構成を変更できる。
あわせて、K6-2-400MHzを搭載するノートパソコン『VersaPro R』も発表された。12.1インチTFTカラー液晶ディスプレーを搭載し、800×600ドットで1677万色を表示可能。こちらもBTOにより機器構成はユーザーの希望により変更できる。価格は20万円台前半から。
