(株)メルコは14日、無線LAN『AIRCONNECT 11Mbpsシリーズ』をBUFFALOブランドより発売すると発表した。'99年11月にIEEEが正式承認した電波周波数2.4GHz帯を使った高速規格“IEEE802.11b”に準拠し、11Mbitのデータ電送速度を実現している。シリーズの商品構成と価格は以下のとおり。出荷開始は1月下旬予定。
・無線LANアクセスポイント『WLA-T1-L11』(5万4800円)
・PCMCIAスロット用カード『WLI-PCM-L11』(1枚2万6800円、5枚、10枚のカードセットも用意)
・PCIバス用カード『WLI-PCI-L11』(3万1800円)
・ISA用バスカード『WLI-ISA-L11』(3万1800円)
・無線LAN導入パック『WLA-PCM2-L11』(9万5000円、無線LANアクセスポイントとPCMCIAスロット用カード2枚のセット)
『WLA-T1-L11』 |
『WLI-PCI-L11』 |
今シリーズは共通で、無線コントローラー部分に米ルーセント・テクノロジー社のコア技術を採用し、昨年1月に発表した『AIRCONNECT
2Mbpsシリーズ』との通信に対応する。同技術は米アップルコンピュータ社のワイヤレスネットワーク『AirPort』に採用されており、『AIRCONNECT
11Mbpsシリーズ』は『AirPort』への対応も視野に入れているという。そのほか特徴として、14チャンネルを持ち、MACアドレス登録機能が追加された。
アクセスポイント製品、無線LANカード製品ともに対応OSはWindows
95/98/NT4.0で、Windows2000への対応も予定している。