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【MACWORLD Expo/SFレポートVol.5】サードパーティーブースに見る2000年の新製品

2000年01月11日 00時00分更新

文● TERO MODA

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今回のMACWORLD Expoではハードウェアの新製品発表を見送ったアップルだが、サードパーティーのブースでは2000年の新製品を続々と展示していた。その中でも新年注目のマッキントッシュ製品を、いくつか紹介する。

北・展示会場への入り口。アップルのブースは南・展示会場にあり、中堅以下クラスのサードパーティーは、北・展示会場に集められていた
北・展示会場への入り口。アップルのブースは南・展示会場にあり、中堅以下クラスのサードパーティーは、北・展示会場に集められていた



Connectix

Connectixは、『RAM Doubler 9』『Virtual PC with Windows 2000』『Virtual PC with Linux』を発表した。
RAM Doubler 9は、実メモリー空間を最大3倍まで増やすというソフトウェアで、MacOS 9に完全対応した。Connectixブースにおいてパッケージを販売していたが、米国内のショップやオンラインを通じての販売は今月下旬からとなる。RAM Doubler 8からのアップデート用ファイルは、Connectixのウェブサイトから無償配布される。
PCのソフトウェアエミュレーターであるVirtual PC with Windows 2000とVirtual PC with Linuxは、3月までに発売される予定。価格は、with Windows 2000が329ドル(約3万4500円)、with Linuxが99ドル(約1万円)となる。

Connectixブースにおける『Virtual PC with Linux』のデモストレーションでは、『RedHat 6.1』が動作していた
Connectixブースにおける『Virtual PC with Linux』のデモストレーションでは、『RedHat 6.1』が動作していた



FWB Software

『SoftWindows 98 5.0.9』のパッケージが、FWB社のブランドで1月下旬にいよいよ登場する。SoftWindows 98は、MacOSからWindows 98を実行するためのソフトウェアエミュレーター。'99年10月に、開発元のInsignia Solutions社が製品をFWBに売却した。
今回のバージョン5.0.9では、Mac OS 9への対応、Windows 98 Second Editionへのシステムの変更、USBフロッピーディスクへの対応などの改善が見られる。バージョン5.0.xからのアップデート用ファイルは、すでにFWB Softwareのウェブサイトで公開されている。

'99年10月、製品ラインに『SoftWindows 98』と『Real PC』を加えたFWB Software社のブース
'99年10月、製品ラインに『SoftWindows 98』と『Real PC』を加えたFWB Software社のブース



今年3月中には、ハードディスクの初期化・制御ユーティリティー『Hard Disk ToolKit 3.5』を出荷する予定。FireWireでつながるデジタルビデオカメラ(DVカメラ)のデータメディアを直接制御できるようになる。

Nisus Software

出版関係者たちに定評のある多国語対応ワープロの新バージョン『Nisus Writer 6』、および、Nisus Writer 6との優れた連携で動作する新しいメーラー製品『Nisus Emailer』が発表になった。Nisus Emailerは、2月に30ドル(約3100円)前後で発売になる予定。2バイト言語にも対応している。
Nisus Writer 6は、Nisus Emailerと同じく2月に発売。コンテキストメニュー、ナビゲーションマネージャー、クリップボードの内容表示に対応している。日本語版は英語版発売と同時か、または数週間以内にマーキュリー・ソフトウェア社から発売になる。また、英語版・日本語版で60日間の試用デモバージョンが配布される予定。

コンテキストメニューとファイルナビゲーションに対応したワープロソフト『Nisus Writer 6』
コンテキストメニューとファイルナビゲーションに対応したワープロソフト『Nisus Writer 6』



VST Technologies

アップルのスティーブ・ジョブズCEOが基調講演で紹介した『100GB FireWire RAID Solution』を展示。25GBのHDD4台を組みあわせたRAIDシステムで、接続にはFireWireを使用する。使用している筐体(VST FireRAIDケース)はリチウムイオンバッテリーを搭載し、ACアダプターを外した状態でも2時間のバッテリー稼働が可能。最大4台までのケースを組み合わせることで、16台までのHDDを接続できる。

4台のHDDを搭載した『100GB FireWire RAID Solution』。バッテリーで2時間稼働する4台のHDDを搭載した『100GB FireWire RAID Solution』。バッテリーで2時間稼働する



このほか同社では、FireWire接続のHDDを展示。最大25GBの『Ultra Compact Portable Drive』や、最大37GBの『High Speed Full-Height Drive』などを発表した。

Farallon

Farallon社は、昨年末に発売したワイヤレスPCカード『SkyLINE』の、通信速度が11Mbpsのモデルを10月に発売する。SkyLINEは無線LANを実現するType IIのPCカードで、AirPortカードを装備できないPowerBookやPCから、AirPortのネットワークに接続できる。現在は、2Mbpsの通信速度で接続するバージョンが249ドル(約2万6000円)で販売されている。

『SkyLINE Wireless PC Card』は、PowerBook 190/1400/2400/3400/5300/G3に対応する。また、PCにも搭載できる。現在の製品は2Mbpsのデータ転送速度だが、今年10には11Mbps版が発売になる予定
『SkyLINE Wireless PC Card』は、PowerBook 190/1400/2400/3400/5300/G3に対応する。また、PCにも搭載できる。現在の製品は2Mbpsのデータ転送速度だが、今年10には11Mbps版が発売になる予定



アイオメガ

アイオメガでは、今年2月に発売する『Zip CD』を展示。Zip CDは書き込み4倍速、読み込み6倍速の外付けCD-R/RWドライブ。接続にはUSBを採用している。価格は279ドル(約2万9000円)。書き込みソフトウェアとして、『Adaptec Toast 4.0 OEM版』をバンドルする。



アイオメガのコーポレーションカラー(紫)の筐体に包まれた『Zip CD』。USB接続のため、裏面は非常にシンプル
アイオメガのコーポレーションカラー(紫)の筐体に包まれた『Zip CD』。USB接続のため、裏面は非常にシンプル



Blizzard Entertainment

Blizzardでは、ネットワーク対応ゲーム『Diablo 2』のデモを行なっていた。Diablo 2は、多くのWindows/Macintoshプレイヤーたちから熱い支持を受けたロールプレイングゲーム『Diablo』の続編。ネットワークを介してほかのユーザーとパーティーを組むことができる。Windows版、Macintosh版ともに、今夏の発売を目標に開発を進めている。

見知らぬ人たちとのロールプレイングをネットワークで楽しめる『Diablo 2』のデモストレーション
見知らぬ人たちとのロールプレイングをネットワークで楽しめる『Diablo 2』のデモストレーション

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