コンパックコンピュータ(株)は12日、電話やインターネットによる、パソコン/PCサーバーの企業向けダイレクト販売事業“コンパック
ダイレクトプラス(DirectPlus)”を強化するための戦略を発表した。それによると、同社製品のラインアップの追加、ダイレクトプラスでの周辺機器やソフトの販売事業を“Compaq
ValuePlus(バリュープラス)”の名称で本格的に展開、ECサイト“ダイレクトプラス
オンラインストア”のデザインの一新と使い易さのための機能強化、大規模広告キャンペーンの開始の4つが挙げられた。
今回追加される製品は、スリムタワータイプを含む企業向けデスクトップパソコン『Deskpro(デスクプロ)』2シリーズ、B5サブノートタイプを含む企業向けノートパソコン『Armada(アルマダ)』2シリーズ、PCサーバー『ProLiant(プロライアント)』1シリーズ、およびWindows
CE Pro.搭載機『Aero 8000(エアロ8000)』の計6シリーズで、13日午前9時に販売を開始する。
Compaq ValuePlusでは、これまで約40アイテムだった販売品目を100アイテム以上に増やし、ネットワーク関連商品やストレージ製品といったビジネス環境でのニーズに対応する。この拡充により、同社では、ダイレクトプラスで本体、ソフト、周辺機器、サービス商品などを一括購入(ワンストップ・ソリューション)することを勧めている。
ダイレクトプラス
オンラインストアでは、リースなどの見積もりのプロセス中に料金が分かる機能や、同社の社印付き見積書をオンラインで発行する機能などを搭載する。また、指定時間にダイレクトプラス
コールセンターからのコールバックを申し込む“Callリクエストボタン”を配置する。
加えて13日から年末にかけて、“PCの新しい買い方提案”をコンセプトに、電話やインターネットによるダイレクト販売の広告をテレビ、新聞、インターネット上などで、放映/掲載するという。