マイクロソフト(株)は、リアルタイムストラテジーゲーム『Microsoft
Age of Empires II:The Age of Kings』日本語版を11月26日に発売予定と発表した。価格はオープンプライスで、推定小売価格が9800円。Windows
95/98/NT4.0対応。
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前作の『Age of Empires 1.0』舞台が紀元前1万年~紀元後500年までの時代であったのに対し、Age
of Empires IIは、紀元後500~1500年の中世を舞台にしている。プレイヤーは日本やモンゴル、ケルト、フランク、バイキングなど13の文明から1文明を選択し、富を築いて技術を進化させ、文明の繁栄を目指す。ジャンヌ・ダルクやチンギス・ハーンなど、その時代の英雄たちも登場するほか、時代背景が変わったことで、大砲など、前作より強力な武器が登場する。
敵からの一斉攻撃の際に、町に設置されている鐘を鳴らすと“町の人”ユニットが建物の中に逃げ込むようになった。また、建物にユニットを駐留させると建物の守備力が上がったり、怪我をしたユニットの自然治癒が可能になるなど、ゲームバランスを向上させているという。また、仕事を指示されていないユニットを探し出す機能を搭載し、効率よくプレイできるように配慮されている。
また同社は、フライトシミュレーションソフトの最新版『Microsoft
Flight Simulator 2000』日本語版、『同 Professional Edition』日本語版を今冬発売する予定という。製品はWindows
95/98/NT4.0対応で、推定小売価格は未定。
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新3Dシーナリーシステムを採用し、256色から最大6万5536色で風景を描画することが可能になった。
また、世界の2万以上の空港と、50以上の都市データを収録。そのうち、ロンドン、パリ、ニューヨーク、ロサンゼルス、サンフランシスコ、シカゴの6都市は高解像度で再現するという。Professional
Editionは、さらに東京、ボストン、ローマなど6都市の高解像度データを追加収録する。
新たな航空機として、コンコルドやボーイング777-300ジェット旅客機を追加した(Professional
EditionではさらにMoony BravoやKing Air 350も追加)。
さらに、リアルタイムの気象情報をインターネットからダウンロードして、雲や雨など画面上の気象状況に反映させることも可能という。
ゲームコントローラー3製品
マイクロソフトは、最新ゲームコントローラー『Microsoft SideWinder Dual Strike』、『Microsoft SideWinder Game Pad Pro』、『Microsoft SideWinder Precision Racing Wheel』の3製品を11月19日に発売する。3製品ともUSBポート対応で、価格はオープンプライス。対応OSはWindows 95/98/NT4.0。Dual Strikeは、3Dキャラクターゲーム用のコントローラー。本体右部分の“回転ポッド”によりキャラクターの移動や照準の調整、周囲を見渡す視野制御をスムーズに行なえる。推定小売価格は7800円。
Game Pad Proは、1つの方向パッドで、従来の8方向入力のほか、360度の全方向入力も行なえるようになった。これにより、レースゲームやスポーツゲームではアナログ入力、格闘ゲームではデジタル入力を利用するといった切り替えが可能になるという。推定小売価格は5800円。
Precision Racing Wheelは、レースゲーム用のホイール。カムロック式クランプを採用しており、省スペースでも容易に取り付けられるという。なお、フォースフィードバック機能は搭載されていない。推定小売価格は1万1800円。
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![]() | 『Microsoft SideWinder Game Pad Pro』(左)と、『Microsoft SideWinder Precision Racing Wheel』(右) |
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