日本インターグラフ(株)は、3次元CADソフト『SOLID EDGE Ver.4』を2月末に発売する、と発表した。
同製品は、CADデータに基づいて画面に表示されたパーツモデルを実物と同じように動作させる“アセンブリ
アニメーション”機能が加わった。また、らせん型の押し出し・切削や、3次元のエッジに沿ったスイープ機能などが加わり、より複雑なパーツモデリングが可能となった。モデリングの速度や信頼性も従来製品よりも向上し、板金設計機能もより細かい設定が可能になったという。
同社のホームページなどで無償配布される“Smartビューワ”をインストールすれば、『SOLID
EDGE Ver.4』を搭載しなくても、同製品で作成した3次元モデルを見ることができるため、企業内での情報共有が容易となる。
CADデータは、IGES、DXF、DWG、DGNの各ファイル形式で入出力可能。また、3DCGモデルのイメージデータは、VRML、TIF、BMP、JPG形式で保存ができる。
同製品は、Windows95/NT Workstation4.0に対応。CPUは、PentiumPro以上、必要メモリーは64MB以上(128MBを推奨)、HDDの空容量150MB以上、OpenGL対応のグラフィックスボードが必要。価格は108万円。1年間のバージョンアップサポートが20万円。(報道局 佐藤和彦)
http://www.intergraph.com/jp/iss/index.htm