大日本スクリーン製造(株)は、(株)写真化学が開発したマルチメディア地図ソフト『ランド撮図(サット)』シリーズの中部編および近畿編を1月29日に発売する。Windows95/Macintosh対応で、価格は各6800円。
地球観測衛星ランドサットの衛星画像のほか、地図、立体地形図、活断層図の4種類の地図が閲覧でき、10万分の1から265万分の1まで5段階の拡大/縮小ができる。直線距離だけでなく、道路に沿った場合の2地点間の距離も表示可能。地名検索機能やゲームも用意している。
ランド撮図シリーズは、すでに関東編、北海道編、東北編が発売されており、教材としての需要が多いという。同社マルチメディア推進部の清水康善氏は、「3月あるいは4月に、中国/四国編、九州編をリリースしたい」としている。
同社はまた、ロイヤリティーフリーの素材集ソフト『MIXA IMAGE
LIBRARY(マイザ イメージ ライブラリー)』のVOL.30/31/32を1月29日に発売する。Windows3.1以降/Macintosh対応で、価格は各1万円。概要は以下のとおり。
・VOL.30『素顔のロンドン』
ロンドンの建造物や庭園を撮影。140点収録。
・VOL.31『京情趣展景』
昔ながらの京都の街並みや建築を撮影。80点収録。
・VOL.32『接写・和の造形美』
和風建築を中心として、日本を感じさせる“意匠”を接写。80点収録。
いずれも350dpi、2500×2000画素の画像データで、ファイル形式はJPEG、発光方式はRGB。同シリーズはロイヤリティーが無料であるため、デザイナーが自らの作品に利用するケースが多いという。(報道局 浅野広明)
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