このページの本文へ

ThinkPadにTurboLinuxプリインストールモデルが登場

2001年01月31日 23時33分更新

文● 編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

ThinkPad i Series 1620
ThinkPad i Series 1620

1月31日、日本アイ・ビー・エムは新型ThinkPadである『ThinkPad i Series 1124』のお披露目を行なったが、同時にLinuxに関連した以下の新しいサービスも発表した。

  1. 今までは企業向けにしか行なっていなかったThinkPadのLinux動作検証を、個人向け製品にも拡大
  2. ターボリナックス ジャパン(株)が動作検証が行なわれたThinkPad(開始時はThinkPad i Series 1620)を対象に、TurboLinuxプリインストールモデルを販売

なお、TurboLinuxプリインストールモデルについてだが、販売はターボリナックス ジャパンが行ない、同社Webページより購入できるようになるという。発売は3月からで、価格は未定。

提供形態は、WindowsとTurboLinuxのデュアルOS環境で、TurboLinuxに対する90日間3インシデントまでの電話、メール、ファクスによるサポートが付属する。提供されるソフトウェアは以下のとおり。

  • TurboLinux Workstation 日本語版 6.0 リミテッドエディション
  • Applixware Office for Linux 日本語版 5.0
  • IBM Linux用ソフトウェア 体験版CD-ROM

また、ソフトウェア以外にも、TurboLinux Workstation 7へのバージョンアップ優待権が付属するという。

今回IBMがターボリナックスを選択したのは、WebSphereやDB2における協業体制があったからだといい、今後は他のディストリビューションでも同様の展開を行なう可能性はあるとのことだ。

カテゴリートップへ

  • 角川アスキー総合研究所
  • アスキーカード