ThinkPad i Series 1620 |
1月31日、日本アイ・ビー・エムは新型ThinkPadである『ThinkPad i Series 1124』のお披露目を行なったが、同時にLinuxに関連した以下の新しいサービスも発表した。
- 今までは企業向けにしか行なっていなかったThinkPadのLinux動作検証を、個人向け製品にも拡大
- ターボリナックス ジャパン(株)が動作検証が行なわれたThinkPad(開始時はThinkPad i Series 1620)を対象に、TurboLinuxプリインストールモデルを販売
なお、TurboLinuxプリインストールモデルについてだが、販売はターボリナックス ジャパンが行ない、同社Webページより購入できるようになるという。発売は3月からで、価格は未定。
提供形態は、WindowsとTurboLinuxのデュアルOS環境で、TurboLinuxに対する90日間3インシデントまでの電話、メール、ファクスによるサポートが付属する。提供されるソフトウェアは以下のとおり。
- TurboLinux Workstation 日本語版 6.0 リミテッドエディション
- Applixware Office for Linux 日本語版 5.0
- IBM Linux用ソフトウェア 体験版CD-ROM
また、ソフトウェア以外にも、TurboLinux Workstation 7へのバージョンアップ優待権が付属するという。
今回IBMがターボリナックスを選択したのは、WebSphereやDB2における協業体制があったからだといい、今後は他のディストリビューションでも同様の展開を行なう可能性はあるとのことだ。