角川MovieWalkerが動画配信を開始、気になった特集からストリームをチェックする時代へ
雑誌を読んでレンタルビデオ屋に行く人は消えるか?
2009年01月23日 18時50分更新
映画情報誌の価値は「ハイパーリンク」へ
日本最大級の映画メディア「MovieWalker」が、動画配信サービスの「MOVIE GATE」と手を組んだ特設サイト「MOVIE GATE×MovieWalker」が生まれた。「読者」と「映画」と「映画館」という3つが、ネット空間を通じて1つになったことになる。
今のところは「特集からそのまま観られる」という、どこかamazonリストに似た便利機能のみ。どうせなら、たとえばメジャータイトル1作品につき、ひもついたマイナータイトル1作品を無料で視聴可能にするなどの工夫がほしい。1特集あたりの映画は10本、すべて315円で視聴可能と、レンタルビデオ屋よりやや安めなのはうれしい。
映画フリークをもうならせる魅力的な特集はもちろん(第1回特集「昭和の特撮」で田中徳三「大江山酒天童子」を取り上げる素晴らしいセンス!)、これからの新たなサービス展開に期待したいところだ。