6月14日、東武東上線がさらに便利になった。6月14日に東京メトロ副都心線が開業したが、それに伴うダイヤ改正にあわせて「TJライナー」が就航したのだ。TJライナーは平日6本、土日4本運行される座席定員制の列車で、池袋から乗車する際には、着席整理券(300円)が必要となる。ふじみ野駅以降は、着席整理券の必要は無くなるのだが、座席の保障はできないという。
TJライナーの運行初日となる6月14日にはTJライナー1号の出発に合わせて、出発式が池袋駅にて行なわれた。出発式には、東武鉄道常務取締役鉄道事業本部長の柴田浩一郎氏、同鉄道事業本部東上業務部長の伊藤克俊氏、同東武池袋駅管区長の高橋博氏、豊島区「ソメイヨシノ桜の観光大使」の宮崎彩加さんの5人が臨席し、テープカットとくす玉割りが行なわれた。
TJライナー運行にあたり柴田浩一郎氏から「TJライナーは、座って帰りたいというお客様からの要望にお答えした列車です。また、急行と比べて、所要時間を2割削減した列車で、池袋・川越間の所要時間は26分と8分間、終点の小川町までは、62分と12分の短縮しております。夕方の帰宅の時間にゆっくりと座って、早く帰れる列車として設定しております」とTJライナー導入の目的を話した。
(次ページへ続く)