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「ef - a fairy tale of the two.」深夜販売に雨にも負けず、100人以上が集結!

2008年05月30日 23時58分更新

文● 伊藤 真広

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 美少女ゲームの深夜販売が2月の「ToHeart2」から3ヵ月ぶりとなる6月30日の未明に行なわれた。この日に発売されたのは、秋葉原中央通りに足を踏み入れた人の半数、いや8割以上の人が同ゲームの絵を一度は目にしたことがあるといっても過言ではない「ef - a fairy tale of the two.」だ。

これがこの日発売を迎えた「ef - a fairy tale of the two.」。ゲーマーズでは原画を担当した七尾なる氏の描き下ろし特大“雨宮優子”シーツとサントラCDが特典としてつけられていた

 なぜ、このゲームの絵をそれほど多くの人が見ているといえるのかというと、秋葉原電気街口をラジオ会館方向に出て、中央通りへ歩くと、現在建設しているアニブロ秋葉原店(ゲーマーズ隣)のビルに大きな垂れ幕広告などが出ているため。

 そんな「ef - a fairy tale of the two.」の発売日である今日、日中の天気は生憎の雨模様ということもあり、一部関係者の間では、「今日の深夜販売は失敗じゃないか?」とか「行なっても人が来ないでしょう」といった話を日中の取材時に多く聞くことができた。
 しかし、日付がまもなく変わろうとする23時45分前後に、ゲーマーズ秋葉原店の前に到着してみると……、100人以上の猛者たちが集結していた。人数を数えてみたところ、一般販売列に25名から30名、予約販売列に90名以上となっていた。

雨の影響で気温は15度を下回っていたにもかかわらず、販売開始を待つ列は、ゲーマーズ本店の前から中央通り付近まで延びていた

 23時50分になると、予約をしていた人は美少女販売フロアのある4階へと誘導され、販売開始を待っていたのだが、100名近くの熱心なユーザーが集まったため、販売を待つ列は4階から1階近くまで伸びていたようだ。
 美少女ゲーム業界は風前の灯火といった報道もあるようだが、まだまだコアなファンの火は熱く大きな炎となって燃え上がっているようだ。

開始直後

販売開始前後には、秋葉原やその周辺にオフィスを構える美少女ゲームブランドの関係者の姿を見ることができた

ゲーマーズ

ゲーマーズでは「ef」フェアを4月11日から開催しており、同ゲームのOPEDを収録している「emotional flutter」を購入した上に、「ef」関連商品を5000円以上購入した人に、「ef - a fairy tale of the two.」とゲーマーズのコラボマグカップがプレゼントされていた

購入

予約購入者の中には複数本を一気に購入していく人の姿もあった

販売

0時半を回った段階で4階から1階に降りてきたのだが、まだ購入している人の姿があった

ガラポン

ゲーマーズの深夜販売といえば、おなじみのガラポン。今回も店頭に登場していた

【取材協力】

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