ワコムの新製品『Bamboo』は、マウスの代わりにペンを使って、文字や絵を直感的に入力できるペンタブレットだ。
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ペンもタブレットもソリッドなブラックで統一されていて、クールなイメージが漂う『Bamboo』 |
Windows Vista(Home Basic除く)がペン入力を標準サポートしたことで、ペンタブレットはマウス、キーボードに次ぐ第3の入力ツールとして注目を集めるだろう。
特にMicrosoft Officeのファイルに直接手書き文字を入力できる“デジタルインク”や、書いた文字がテキストになる“手書き文字認識”、ウェブサイトの画像など切り取る“スニッピング・ツール”などはペンとの連携もよく、便利な機能だ。Bambooの実売価格は約9000円で、コストパフォーマンスも魅力といえるだろう。
ペン1本でマウス、キーボード以上にパソコンを使いこなす!!
Bambooは、Windows Vistaの新機能を最大限に引き出すツールであるのはもちろん、スムーズなパソコン操作を可能にするためのさまざまな工夫がなされている。まずはハードウェアの特徴から見ていこう。
厚さ1cmほどの薄いタブレットには、A6ワイドサイズの入力エリアで、その上部にタッチホイールとファンクションキーを装備。タッチホイールは標準ではズーム機能、スクロールが割り当てられていて、例えば指でなぞることでウェブサイトの画面の大きさなどを変えられる。
4つのファンクションキーは、標準では左上がウェブブラウザーの“戻る”で右上が“進む”。タッチホイールと組み合わせれば、ウェブブラウズがかなり効率的に行なえるだろう。左下は手書きのメモ代わりに使える“Windows Journal”の起動、右下が“ウィンドウの切り替え”だ。
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ブルーに光るファンクションキーがデザイン上のアクセント。キーはコントロールパネル上で設定すれば、ほかのショートカットキーを割り当てでき、カスタマイズが可能だ |
ペンもタブレットと同じカラーでシンプルな仕上げだが、ちょうど親指が当たるところに2つのサイドスイッチがある。
ペン先に近いほうが画面のスクロール機能で、ペン先から遠いほうがマウスの右クリック(こちらもカスタマイズ可能)。ペン先を軽くたたく動作が左クリックに相当するので、タブレット側のタッチホイールとファンクションキーを組み合わせればマウス以上に多くのことができる。
ペンのお尻の部分に設けられているテールスイッチは、消しゴムの役目を果たす。なお、ペンはコードレスにして電池レス。以前からワコムのペンタブレットの特徴になっている機能だが、使う頻度が増えれば増えるほど、電池切れの心配もなく、そのありがたさを感じてしまう。
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ペンのカラーもブラックで、テール部分以外はつや消し。少しざらざらした表面加工がしてあり、持った心地は抜群にいい |
インターフェースはUSB。タブレット側の端子はminiUSBになっていて、ケーブルを完全に分離できるので、持ち運びにも便利だ。付属品に関しては、本体カラーと合わせたブラックのUSBケーブルほか、ペンスタンド、キャリングバッグなどが同梱されている。
ノートパソコンと一緒に持ち運んで使うことも想定して、キャリングバッグが付属するというのはありがたいところ。タブレットも、ペンも、USBケーブルも、すべてすっきりスマートに収納できる。
また、ペンスタンドもペンを立たせた状態の縦置き、寝かせた状態の横置きの両方に対応。細かい配慮も行き届いている。マウスを使う場合はペンをタブレット上から離しておく必要があるため、つい転がって机の下に落としてしまわないためにも、ペンスタンドは積極的に活用したい。
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タブレット背面から見たminiUSB端子。正面からだと左上からケーブルが伸びる |
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付属のキャリングバッグ。ペンやタブレットのほか、USBケーブルを収納する部分も設けられている |
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中心に穴が開けられ、縦置き、横置きに対応したペンスタンド |
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付属品一覧。キャリングバッグ、ペンスタンド、USBケーブル、ドライバが収録されたCD-ROM、ユーザーズガイドなどが同梱される |
(次ページに続く)
