AOpenの小型ベアボーンPC“Mini PC”に廉価モデルの「MP945-D」が登場した。
「MP945-D」は、先月中旬に発売された「MP945-VD」から、インテルのホームエンターテインメント向けの規格である“Viiv(ヴィーブ)テクノロジ”を省き、HDMI変換アダプタが付属しなくなった代わりに、価格が若干安くなった廉価モデル。なお、「MP945-VD」が本体カラーがシルバーだったのに対して「MP945-D」はブラックとなる。
主な仕様だが、チップセットには“945GM”+“ICH7M-DH”を採用。メモリスロットはDDR2 SO-DIMM(533/667)対応のものを2本(最大2GB)となっており、HDDは2.5インチのSerial ATA対応のものを1基搭載可能だ。光学ドライブはスロットインタイプの記録型DVDドライブ「UJ845-B」(書き込み/書き換えの最大速度はDVD±Rが8倍速、DVD+R DLが2.4倍速、DVD±RWが4倍速、DVD-RAMが5倍速、CD-Rが24倍速、CD-RWが10倍速)を搭載。その他のインターフェイスとして無線LANカードなどを装着できるMiniPCIスロットを1基搭載。DVI×1、TV-OUT×1 (HDTV対応)、IEEE1394×1、USB 2.0×2、6chオーディオ、ギガビットイーサなどの基本的なスペックは「MP945-VD」と同様。サイズは165(W)×165(D)×50(H)mmで、 価格はテクノハウス東映で4万1800円、TSUKUMO eX.で4万4800円となっている。