ネットギア日本支社は19日、高速電力線通信(PLC)アダプター『HDX101』を5月中旬に発売すると発表した。ラインナップは2つセットの“スターターパック”と、増設用の単体モデルの2機種。価格はオープン。編集部による予想実売価格は、スターターパックが1万6000円前後、単体モデルは8500円前後。
HDX101は、最大200Mbps(理論値)の通信が可能な“UPA(Universal Powerline Association)”規格に準拠したPLCアダプター。パソコンやルーターと家庭内の電気配線のコンセントの間に接続することで最大スループット80Mbps(同社調べ)のネットワーク通信を行なえるのが特徴。1つの電力線に最大16台のPLCアダプターを接続できる。同製品は、松下電器産業(株)や(株)バッファローなどから既に発売されているPLCアダプターとの互換性はないという。
LANインターフェースは10/100BASE-TX(Auto MDI/MDI-X)で、ハブ/ルーターを使うことで最大32台のネットワーク機器を接続できる。セキュリティーは、DES/3DESに対応。動作環境は温度0~40℃まで。電源はAC100Vで、消費電力は最大6.3W。本体サイズは幅72×奥行き40×高さ98mm、重量は240g。本体には設定用ユーティリティーソフトと、製品1つにつきLANケーブルが1本付属する。対応OSは、Windows Vista/XP/2000。保証期間は2年間。