TVアニメ「地獄少女」の主人公「閻魔あい」をゼット・オンがフィギュア化、コトブキヤ ラジオ会館店で販売しているのを発見した。今回のフィギュアは、閻魔あいの着物バージョンとセーラー服バージョン、2種類となっており、パッケージは共通仕様。そのため、箱の説明書きにも「2種類のうちいずれか1種類が入っています」と書かれている。しかし、パッケージは中が見える仕様になっているので、まず間違って購入することはないだろう。店頭での販売価格は4200円となっていた。
「地獄少女」は、主人公である閻魔あいを中心に、「一目連」「骨女」「輪入道」という妖怪達が、人のはらせぬ恨みを変わって晴らすというストーリー。依頼は、午前0時にだけアクセスできる“地獄通信”というサイトに恨む相手の名前を書き着込みする。書き込みが行なえると、地獄少女である閻魔あいが現われ、依頼を聞き届けてくれる。ただし懲悪モノと違うのは、「人を呪わば穴二つ。相手を地獄に送る代わりにあなたの魂も死後地獄に行くことになるわ、それでもいいの?」と、恨みを引き受ける際に依頼した人に確認する点。このことがストーリーを重くする要素となっている。
TVアニメも第2期シリーズの「地獄少女 二籠」が放映されており、それ以外にも実写TVドラマや「冥土カフェ」といった展開も行なわれ、話題となった。
今回、閻魔あいが着ている2種類のコスチュームは、地獄少女として行動しているときの着物姿と、普段着のセーラー服。着物姿の右手をあげたポーズは、呪う相手を地獄に流すときに行なうポーズで、枕元に置いておくと、誰かから恨みを買っている人は危険かもしれない。一方セーラー服は、真っ白な肌と黒髪に赤い瞳の組み合わせで、やはり迫力がある。どちらも丁寧に扱わなければ、自分の身に何か起きそうな存在感のあるフィギュアとなっている。