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“Athlon 64 X2”シリーズ最上位モデル「5600+」と初の製造プロセス65nmの「4000+」が同時デビュー!!

2007年01月24日 00時00分更新

文● 増田

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 AMD製のSocket AM2対応CPU“Athlon 64 X2”に新モデルが登場している。ひとつはシリーズ最上位モデルとなる「Athlon 64 X2 5600+」。もうひとつは製造プロセス65nmの製品となる「Athlon 64 X2 4000+」だ。

5600+

シリーズ最上位モデルとなる「Athlon 64 X2 5600+」

 「Athlon 64 X2 5600+」はシリーズ最上位モデルとなるクロック周波数2.8GHzの製品。従来通り、製造プロセスは90nmの製品となる。クロック周波数以外の主なスペックは2次キャッシュ1MB×2、TDP89WでOPNは“ADA5600IAA6CZ”。なお未発売ながら2次キャッシュ512KB×2の「Athlon 64 X2 5400+」もラインナップされており、こちらも近いうちにお目にかかれるはずだ。
 価格はZOA秋葉原本店で6万4800円、アークで6万5800円、USER'S SIDE本店で6万5625円、ツクモパソコン本店IIとTSUKUMO eX.で6万6980円、ドスパラアキバ店で6万9780円、となるほか、T-ZONE.PC DIY SHOPでも今週中の入荷を予定している。

クロック周波数は2.8GHz。2次キャッシュ1MB×2、TDP89WでOPNは“ADA5600IAA6CZ”というスペック

 一方の「Athlon 64 X2 4000+」は、製造プロセス65nmの製品となるのが特徴のCPU。それに伴いTDPも65Wとなったが“Athlon 64 X2”には90nmプロセスながらすでにTDP65Wの製品は多数ラインナップされているほか、TDP35Wの製品も登場済みだ。消費電量という点においてシュリンクしたことによる恩恵という点では、いまいち明確になっていないモデルとも言えるが、90nmプロセス/TDP65Wの「4000+」に比べてクロック周波数は100MHzアップの2.1GHzとなっている(2次キャッシュは1MB×2から512KB×2に半減)。
 65nmのラインナップは今回発売された「4000+」を最下位モデルとして「4400+(クロック周波数2.3GHz)」「4800+(クロック周波数2.5GHz)」「5000+(クロック周波数2.6GHz)」の計4モデルが用意される。2次キャッシュ512KB×2、TDP65Wなどといった仕様は全て共通。「4000+」のOPNは“ADO4000IAA5DD”となる。価格はツクモパソコン本店IIとTSUKUMO eX.、ドスパラアキバ店の3店舗で2万880円、T-ZONE.PC DIY SHOPで2万1504円、USER'S SIDE本店で2万1630円(近日入荷)となるほかアークやBLESS秋葉原本店にも明日入荷予定となっている。

製造プロセス65nmの製品となる「Athlon 64 X2 4000+」。それに伴いTDPも65Wとなった

価格表

OPNは“ADO4000IAA5DD”。90nmプロセス/TDP65Wの「4000+」に比べてクロック周波数は100MHzアップの2.1GHzに

4000+

プロセスルールの違いとモデルナンバーをよく整理してから購入するようにしたい

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