ノルウェーのOpera Software社は18日、ウェブブラウザー“Opera(オペラ)”の新バージョンとして、『Opera 9.1』の提供を開始したと発表した。同社のウェブサイトから無償でダウンロードできる。
『Opera 9.10』は、電子証明書の発行サービスを提供する米GeoTrust社が持つホワイトリスト/ブラックリストと、無料DNSサービスを提供する米OpenDNS社が運営するフィッシングサイトデータベース“PhishTank”のブラックリストを利用し、フィッシング対策機能を強化したのが特徴。“フィッシング防止機能”をONにすると、ユーザーが開こうとするウェブサイトのURLとホワイトリスト/ブラックリストとを自動的に照合し、そのサイトが安全であるか、あるいは危険であるかを表示する。“フィッシング防止機能”をOFFにした場合でも、専用のボタンを押せば照合が可能。
『Opera 9.10』は、Windows版、Mac OS X版、Linux版、Solaris版があり、日本語版はWindows版とMac OS X版が用意されている(18日現在)。対応OSは、Windows版がWindows XP/2000/Me/98 SE/98/95/NT、Mac OS X版がMac OS X 10.2以上。対応機種は、Windows版が対応OSが動作するPC/AT互換機、Mac OS X版がPower PCまたはインテル製CPUを搭載したMacintosh。