iPhone 13 ProとAirPods 第3世代を手に入れたのでレビューしようと思う。
筆者は今までiPhone XとAirPods 第2世代を使っていた。
iPhone 13 Proで大きく変化した機能としては、LiDARセンサーの搭載が挙げられる。LiDARは、iPhone 12 ProとiPhone 12 Pro Maxから搭載されている。
簡単に言えば距離を測定するセンサーだ。近赤外光や可視光、紫外線を使って距離を測定する。多くは近赤外レーザー光をパルス状に照射して、対象物に当たって跳ね返ってくるまでの時間差を計測する(参考サイト)。
LiDAR搭載のiPhoneを手にしたらやってみたいことがあった。「ARama!」というARを使った動画作成アプリだ。
アプリで人物を撮影すると、自動で人を切り抜いたスタンプのようなものを作れる。そのスタンプを空間に配置して、それを撮ることでおもしろい映像が撮影できるというものだ。
LiDARの搭載された端末としてはiPad Proを持っていて、それで部屋などを3Dスキャンして遊んでいたのだが、「ARama!」はiPadOSに対応していないようでiPadでは遊べなかったのだ。
前述のとおり、LiDARはiPhone 12 ProとiPhone 12 Pro Maxから搭載されている。iPhone 13ではどんな新機能が追加されたのか?「シネマティックモード」という背景がぼけた映像を撮れる機能が追加されたようだ。あとからボケを変えられたりもするらしい。
まずiPhone 13 ProとAirPods 第3世代を開封し、ひとしきり触ってみた後、「ARama!」と「シネマティックモード」で遊んでみたいと思う。
というわけで、開封の儀
この青は新色のシエラブルーだ。涼しげな青がとてもよい。iPhone 13 Pro 、iPhone 13 Pro Maxの色は、シエラブルー、シルバー、ゴールド、グラファイトの4色だ。
ヨドバシカメラでiPhone 13 ProとAirPods 第3世代のケースも買った。iPhoneのカラーであるシエラブルーを起点に、群青色で揃えた。
AirPods 第3世代は「AirPods 第2世代とAirPods Proの中間」
iPhoneで遊ぶ前に、AirPodsの聞き比べをしてみた。
前述のとおり、筆者がもともと持っているAirPodsは第2世代である。
AirPods Proでなく第2世代のAirPodsを使っていた理由は、カナル式だとシリコンパーツをなくしそうだと思ったことと、生の外部音を聞こえるようにしたいと思ったからである。
AirPods Proには外部音を聞こえるようにする「外部音取り込みモード」があるが、それを体験したことがなく、第2世代を購入した。
AirPods第3世代を使ってみて、筆者にとってはAirPods Proと、AirPods 第2世代の中間のような感じをおぼえた(AirPods Proを購入したことはないが)。
まずは音質。同じ環境で、同じ音楽で聞き比べてみたところ、第3世代の方が、かなり音が良いように感じた。各パートの音がよりクリアに聞こえる。
次にフィット感。第2世代より第3世代の方が違和感なくフィットしている感じがする。ステムを使った操作も第2世代より充実している。
比較的充電が持つのは、Zoom会議で役立つだろう。第2世代は、丸1日ミーティングの日は、片耳ずつ使ってやっと持つくらいの感じだった。第2世代の連続通話時間が1回の充電で3時間なのに対し、第3世代は4時間なので少し余裕が出た。
IPX4なので、雨が降っても安心して使えそうだ。
カナル式でないことで、ランニングをしているときに落ちてしまうのではないかという懸念もあったが、筆者はランニングなどの運動をしないので、第3世代で問題なさそうだ。
個人的には第3世代で満足! ただ、第2世代から絶対乗り換えなきゃいけないというほどではなさそうだ。
この連載の記事
- 第318回 DTM勢がAIで作曲したら、AIの得意分野と苦手分野が見えてきた
- 第317回 ものづくり版コミケ「Makerフェア」2024年は面白かった。出展者の世代交代もなされているように見えた
- 第315回 0歳児、いつから保育園に? 女性の働き方、とことん考えてみました
- 第315回 推しの細胞がついた指輪を作ってもらった
- 第314回 おしゃれすぎるファン付きウェアを買って重要な問題に気付いた
- 第313回 0歳児がいながら、働く。ベストなやり方は?
- 第312回 パートナーの反対で転職できない問題
- 第311回 YouTubeの再生を止めないために画面を自動でタップする機械を作った
- 第310回 地方に移住したいが、東京にとどまるべきか
- 第309回 「マジック:ザ・ギャザリング」という深淵の入り口に立った。まだ底は見えない
- この連載の一覧へ