副業や働き方に関する、お悩みにお答えします!
「副業したいけど、時間がない」「第二新卒・30代で、転職するかどうか迷っている」など、副業や仕事に関するお悩みやご相談ありませんか? 大学時代に立ち上げたハピキラFACTORYの社長で、パーソルキャリアの会社員でもある正能茉優さんが、皆さんのお悩みにお答えします!
お悩みの投稿はこちらから。ぜひ気軽にお悩みを書き込んでみてください!
●自宅にいながら、地方副業?
ASCII読者の皆さん、こんにちは!正能茉優です。
今月も、パーソルキャリアの新規事業企画、ハピキラFACTORYの代表、そして慶應義塾大学大学院の特任助教と、3つのお仕事をしています。
この連載「お仕事悩み、一緒に考えます。」では、読者の皆さまからいただいたお仕事に関するお悩みについて、一緒に考えていきます。
今月のテーマは、withコロナの今流行りつつある「地方副業」について。
先の見えないこの時代を前向きに捉え、withコロナの今だからこそできる働き方について、模索している方からお便りをいただきました。
できなくなってしまったことも多く、少しでも気を抜くと後ろ向きな気持ちになりがちな昨今。少しでも働くことを前向きに捉えられるきっかけになったらいいなと考え、私なりに考えを書いていきたいと思います。
●withコロナだからこその働き方、知りたいです
正能さん、こんにちは。先日読んだ新聞で、正能さんのパラレルキャリアという働き方が紹介されていた記事を見て、「こんな働き方をされている人がいるのか!」と驚き、色々と検索する中でこの連載を見つけて連絡しました。
私は今、千葉県に住んでいて、子供を育てながら自宅近くのスーパーで働いています。いわゆるパートです。
コロナが起きた当初は、店頭にいらっしゃるお客様が増えたり減ったりと安定しないで日々が続きましたが、少しずつ安定してきた今、考えていることがあります。
それは、「コロナの今だからこそできる働き方って、なんだろう」ということです。
ニュースでは、テレワークやリモートワークという言葉をよく聞きますが、私のような仕事の場合、テレワークやリモートワークをするわけにもいかず、これまで通り働いています。
これまで通り働かせてもらっていることだけでもありがたい気持ちはもちろんありますが、ただ、せっかくならこの状況を前向きに捉えられるような働き方・仕事を、私もしてみたいです。
もしも思いつかれることがあれば、アドバイスお願いします。
(ミキさん・33歳・販売/サービス職)
●働き方を変えられるのは、本業だけじゃない
ミキさん、はじめまして。
この度は新聞を読んでお便りくださったとのこと、ありがとうございます。
ミキさんが書いてくださった「withコロナだからこその働き方」ですが、私は今、出社をせずに毎日リモートで働いているので、近しいところがあるかもしれません。ただ、この働き方ができているのは「企画」という職種、さらには扱っている事業が「オンラインで完結できる」という特性を持つからこそであると私も感じています。
一方、ミキさんのような販売職やサービス職、または個人情報を扱うお仕事など、テレワーク・リモートワークに切り替えることができない仕事も世の中には多くありますよね。おっしゃる通り、そうしたお仕事をされている方にとっては、コロナ以前からの働き方を変えるのは、難しいことかもしれません。
でも、「せっかくなら、この状況を前向きに捉えられるような働き方・仕事をしてみたい」というミキさんの気持ちを伺って、私が今日ご紹介したいのは、本業ではなく「副業」で新しい働き方にチャレンジするという働き方です。
この連載の記事
- 第318回 DTM勢がAIで作曲したら、AIの得意分野と苦手分野が見えてきた
- 第317回 ものづくり版コミケ「Makerフェア」2024年は面白かった。出展者の世代交代もなされているように見えた
- 第315回 0歳児、いつから保育園に? 女性の働き方、とことん考えてみました
- 第315回 推しの細胞がついた指輪を作ってもらった
- 第314回 おしゃれすぎるファン付きウェアを買って重要な問題に気付いた
- 第313回 0歳児がいながら、働く。ベストなやり方は?
- 第312回 パートナーの反対で転職できない問題
- 第311回 YouTubeの再生を止めないために画面を自動でタップする機械を作った
- 第310回 地方に移住したいが、東京にとどまるべきか
- 第309回 「マジック:ザ・ギャザリング」という深淵の入り口に立った。まだ底は見えない
- この連載の一覧へ