どのキャリアのどのプランがいちばんおトクに使える?
キャリアの新料金プランの詳細を徹底チェック
キャリアの新料金プランは、端末代金と月額料金が分離することで「わかりやすくなった」と言われるが、実際にプランを見てみるとまだまだ複雑な部分が多い。今回の特集では、3キャリアの料金プランの特長と割引サービスをチェック。どのプランでどんな契約ならいちばんおトクに使えるかをチェックしてみた。
ドコモは6月から新料金プランをスタート
疑問点と移行の注意点をチェック!
ドコモは6月1日から新料金プランをスタートした。スマホ向けプランはヘビーユーザー向け通信量30GBの「ギガホ」と、ライトユーザー向けに通信量に応じて支払額が変わる「ギガライト」の2種類のみとシンプル化したのが最大の特徴だ。
現在は新プランのみ申し込みを受け付けており、旧プランのシェアパックは新たに申し込むことができなくなっている(現ユーザーが継続して利用することは可能)。
まずは、新プランで注目すべき3つの点をチェックした上で、「ギガライト」と「ギガホ」のおすすめポイントを確認していこう。
ドコモ新プランの3つのポイント
- 新プランは基本おトク!ただし移行には注意が必要
- 通信料金と端末代金が分離! スマホの価格と下取りに注意
- 家族割引「みんなドコモ割」とドコモ光の割引を受けやすい
新プラン「ギガホ」「ギガライト」は基本的におトク!
旧プランからの移行は契約内容をチェックしてから
ドコモの新プランは通信量20GBの「ギガホ」と、通信量が1~7GBの間で段階的に料金の変わる「ギガライト」の2種類だ。いちど新プランに変更すると、旧プランへ戻すことはできない。
新プランと旧プランを比較すると、毎月の純粋な通信料金はおおむね新プランの方が安くなっている。ただし、旧プランでスマホ購入後に最大24ヵ月適用される「月々サポート」の割引期間中は、旧プランのままの方が安くなることが多い。
このため、旧プランから新プランへの移行は月々サポートの割引が終わってからがオススメ。いちど新プランに移行すると旧プランへ戻せないうえ、月々サポートの割引も終了するからだ。
月々サポートがすでに終了している、あるいはサポートがないユーザーは、積極的に新プランへの移行を検討したほうがいいだろう。
なお、スマホを購入した際に「端末購入サポート」による割引を受けて購入したユーザーには月々サポートはないが、移行タイミングには注意しよう。というのも、スマホ購入から13ヵ月以内に新プランへ移行すると、端末購入サポートの適用条件から外れてしまい、購入したスマホによっても異なるが約2~6万円の解除料が発生してしまう。新プランには端末購入から14ヵ月目以降に移行にしよう。
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