ASCII Power Review 第18回
おなじみXPS13の最新モデルをテストしてみました
Dell New XPS 13 実機レビュー = 最新コアiをのせてまたも超速だっ!!
2019年04月12日 19時00分更新
デルのXPS 13シリーズは、デザインは大きく変わっていないものの、2017年、2018年、そして今年の2019年モデルと代を重ねるごとに、弱点を着実につぶしてきている。
最新モデルはCPUなど基本スペックが刷新されているのは当然のこととして、狭額縁ディスプレーを継承しつつ、ウェブカメラの位置をディスプレー下部から上部へと変更。クラムシェル型ノートPCとして現時点の完成形になったというのが率直な感想だ。筆者がそう考える理由について、デルより借用した実機をもとにレビューしていこう。
ウェブカメラを画面上部に移動
新色フロストを追加
New XPS 13に採用されている心臓部は最新の第8世代(Whiskey Lake)のCoreプロセッサー。2コア4スレッドの「Core i3-8145U」、4コア8スレッドの「Core i5-8265U」、「Core i7-8565U」の3種類が用意されている。
メモリー(RAM)は4GB/8GB/16GB、ストレージは128GB/256GB/512GBのPCIe NVMe SSD、ディスプレーはフルHD液晶と4K液晶が組み合わされている。もちろんOfficeのあるなしも選べる。
最も安価なのはCore i3-8145U/RAM 4GB/128GB SSD/フルHD液晶/Officeなしの「New XPS 13スタンダード」で12万6980円、最も高価なのはCore i7-8565U/RAM 16GB/512GB SSD/4K液晶/Officeありの「New XPS 13 プラチナハイエンド・4Kタッチパネル Office H&B付」で23万4980円だ。
プロセッサー刷新以外の大きな変更点は、まず前述の通りウェブカメラの位置がディスプレー下部から上部に移動されたこと。従来モデルでは下から見上げるようなウェブカメラの構図が、自分の外見にあまり頓着しない筆者でも結構イヤーンだったが、2019年モデルではしっかりと、正面から、ありのままに撮影される。
ふたつ目の変更点は新色のフロスト(ホワイトカラー)が追加されたこと。プラチナシルバーは地味すぎ、ローズゴールドは攻めすぎ……と悩んでいた方は、清潔感がありニュートラルな印象のフロストを歓迎できるはずだ。
本体サイズや端子構成は
2018年モデルと同じ
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