今回は、筆者がスマホのロックを解除するときに最後の砦としている「鍵」を隠す作戦について考えてみたいと思います。
デジタル遺品解決を研究している自分としては、正直伝えたくない禁断の技でもあります。ですが、知見はいろんな角度で検証してこそ磨かれると思うのでまとめてみました。くれぐれも銀行口座や定額サービスの情報、思い出の写真など、遺された人に触れられたら困るようなデジタル資産は、コピーしておくなど別の手段で伝わるようにしておいてくださいね。
今週のポイント

Apple IDの変更
Apple IDは新規端末の同期や重要な設定変更などでたびたび意識させられるが、IDそのものは任意のメールアドレスが指定できる。後から変更することも可能だ。それを利用する。

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