冷蔵庫を買う時期だ。夏休みに入ったあたりが新製品の発表時期なのでお盆前は去年の製品が一番買いやすいのである。Amazonを見ると、発表時に20~30万円した上位機種も10万円台で買えるようになっている。問題はどれを買うかだ。
冷蔵庫選びは、「サイズ」「予算」「容量」から自分に合ったモデルを見つけるところから始まる。冷蔵庫はメーカーごとに目指しているものが違うので、その後、各社異なる機能などを比べていくのがセオリーだ。ちなみに冷蔵効率はやや大きめのサイズを買ってスカスカ気味に使う方が良いとされる。大容量モデルのほうが消費電力量も比較的小さく、電気代を考えてもお得である。
本特集では3人規模の核家族を想定し、メーカーごとの特長を比べ、全製品からオススメ製品を探していく。最終的にはわたしが実際に買うことに決めた1台がNo.1だ(異論は認める)。日本電気工業協会の算出式によれば380L以上が3人家族、450L以上が4人家族の目安となる。わたしは家族人数+1人で450Lクラスを選んだので参考にされたい。記事執筆時点のAmazon価格も示す。発売時の実売価格とは異なるが併せて参考にされたい。
■必要容積量目安算出式 (日本電気工業協会)
70L×家族人数+常備品分(100L)+予備(70L)
【もくじ】
1.日立アプライアンス:野菜が新鮮《技術の王様》
2.パナソニック:ピカイチに使える《家事の味方》
3.三菱電機:機能てんこ盛り《新しさこだわり派》
4.シャープ:冷凍室でかっ《工夫満載の便利さん》
5.東芝ライフスタイル:野菜まんなか《納得仕様》
6.どれ買ったの?
書いた人──盛田 諒(Ryo Morita)
1983年生まれ、家事が趣味。0歳児の父をやっています。Facebookでおたより募集中。
人気の記事:
「谷川俊太郎さん オタクな素顔」「爆売れ高級トースターで“アップルの呪縛”解けた」「常識破りの成功 映画館に革命を」「小さな胸、折れない心 feastハヤカワ五味」
この連載の記事
- 第4回 5980円と13万円の差は? 炊飯器比べてみました
- 第3回 1500円と4万円の差は? ドライヤー比べてみました
- 第2回 すっごい家電、ぼくらが作るよ!
- 第1回 バルミューダ的な欲しさがある「ちょっといい家電」10選
- この連載の一覧へ