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Swift Playgroundsで学ぶiOSプログラミング 第31回

アラートを使ってURLを入力する

ジェスチャーと最小限のビューコントローラーでブラウザーアプリを強化

2017年03月13日 17時00分更新

文● 柴田文彦 編集●吉田ヒロ

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 前回は、前々回に作ったウェブビューだけのブラウザーもどきに手を加えて、ジェスチャー(2本指による左スワイプ)で「戻る」を実現できるようにしました。今回はさらに機能を加えて、任意のURLにジャンプできるようにします。

 ここで、そのURLをどうやって入力するかが問題となります。さすがにジェスチャーで文字を入力するのは、不可能ではないとしても現実的ではありません。普通のブラウザーのようなアドレスバー(URL入力欄)を装備するとなると、iOSのテキストフィールドをウェブビューと並べて配置しなければなりません。それは面倒なだけでなく、ただでさえ狭い画面の貴重なスペースを占有することになります。

 そこで今回は、iOSのアラート(UIAlertController)を使って、一種のダイアログボックスを表示し、そこにURLを入力できるようにしましょう。一般的なiOSアプリも、パスワードを入力させる場面などで使っている一般的な手法です。ただし、そのアラートを表示するきっかけとしては、やはりジェスチャーを利用することにします。そうすることで、画面にはボタンも何も配置せずに、UI機能を追加できます。

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