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Swift Playgroundsで学ぶiOSプログラミング 第29回

ウェブビューを使ってみる

ウェブブラウザーを10行未満のコードで開発する方法

2017年02月20日 17時00分更新

文● 柴田文彦 編集●吉田ヒロ

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 このところしばらくは、iOSのUIViewクラスが備えるベジェ曲線によるグラフィック機能を直接使って、その描画結果をプレイグラウンドのグラフィック画面に表示してきました。このようなiOSネイティブの機能を実現するために、UIKitというiOSの最も基本的なフレームワークをプログラムにインポートしました。UIKitが使えるということは、iOSの基本的なユーザーインターフェース機能はすべて使えることを意味します。ベジェ曲線によるグラフィックなどは、そのほんの一部に過ぎません。

 UIKitに含まれる広大な世界はこれからも徐々に探検していきますが、今回からの数回は、それとは少し違った世界も覗いてみることにしましょう。まずは、使う方としてはなじみの深いウェブビューを取り上げます。言うまでもなく、ウェブページを表示するための専用のビューです。

 ウェブビューは、iOSアプリの中でウェブページを表示するために用意されたものです。必ずしもウェブブラウザーアプリを作るためのものではありませんが、もちろんブラウザーを作ることも可能です。iPhoneやiPadのSafariも、基本的にはウェブビューを使っているはずです。ただし、純正アプリだけに、一般のアプリにはできない、ちょっと特殊な使い方をしている可能性はあります。

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