チェキプリンター「instax Link WIDE 2」も発表です
富士フイルムがパラパラ動画も写せるミニ・デジカメ「instax Pal 2」を発表=1000万画素にファインダーにダイヤルで本格撮影も
2026年09月16日 00時01分更新
富士フイルムは手のひらサイズのデジタルカメラ「instax Pal 2」を発表した。2023年に発売となったPalシリーズの第2弾だが、1000万画素センサーにモニターと光学ファインダーを搭載し、写りもよくなったのが特徴だ。
Palシリーズはinstaxという名前があるが、カメラ自身にはプリント機能はなく、撮影に特化したカメラで、instaxのプリンターやプリンター内蔵型カメラにデータを送ってプリントすることができる。
「instax Pal 2」の予想価格は約2万5000円で、発売は10月9日の予定だ。
同時にスマホプリンターの最新モデル「instax Link WIDE 2」も発表した。従来機「instax Link WIDE」からデザインおよび機能を進化させたもので、予想価格は約2万6000円で同じく10月9日発売予定である。
光学ファインダーとモニター搭載
500万から1000万画素に高画質化
レンズは28mm相当に変更
「instax Pal 2」
フイルム時代の110カメラのようなサイズとデザインで、本体上面には撮影した写真をすぐに確認できるモニターが新設。1.3型TFTカラー液晶モニターで約17万ドット。光学ファインダーでの撮影も可能だ。
アナログな感触を楽しめるダイヤルとレバーも搭載し、「カメラならではの撮影体験」を味わえる仕掛けが追加されている。本体外観はセミマット仕上げで、グリップ性を高めるローレット加工が施されており、色はブラックとホワイトの2種だ。
撮像素子はCMOS原色フィルターで先代の1/5型から1/3.06型に大型化し、記録画素数も500万画素(2560×1920ドット)から1000万画素(3776×2832ドット)へと倍増した。プリント専用の1MP(1280×960ドット)モードでの記録も可能である。
レンズの画角は先代の換算16.25mm F2.2という超広角から、28mmF2.2へと狭くなっている。ISOは100~1600、シャッター速度は1/4~1/8000秒で、露出補正は−2.0~+2.0EV(1/3EVステップ)で可能。測光はTTL256分割測光、マルチ測光、フラッシュを内蔵し、撮影可能範囲は約60cm~1.5mだ。
本体内蔵メモリの保存可能枚数も先代モデルの50枚から100枚へと倍増しており、別売のmicroSDカードを使用すればカード容量の上限まで画像を保存できる。
本体サイズは37.0×42.0×92.3mm(突起部除く)で、重量は約87g。
外部接続・充電用端子にはUSB Type-Cを採用している。製品には手軽に持ち運べるストラップと、カメラスタンドとしても活用できる角度調整アクセサリーが同梱される。
撮影時はinstaxフレームがついた「ミニ(3:4)」「スクエア(1:1)」「ワイド(16:9)」と、「フレームなし(4:3)」の4種類から選択可能。
プリント時には、スマホプリンター「instax Link」シリーズや、ハイブリッドインスタントカメラ「instax Evo」シリーズ、「instax LiPlay」シリーズに対応したフォーマットを選んでチェキプリントに仕上げることができる。
撮影表現の面では、全30種類のエフェクトを搭載する。
・自然な色合いの「Modern」
・オールドコンデジや映画フィルムをイメージした「Y2K」
・ノスタルジックで重厚な風合いの「Vintage」
・鮮やかな色と光を表現できる「Chromatic」
・幻想的な質感とビビッドな色彩の「Fantasy」
の5つのテーマに6種類ずつ、全30種類を用意。撮影する画像の色味や風合いを変えられる。
スマホの専用アプリからお気に入りを最大6種類選択してカメラ本体に搭載し、本体のダイヤルで切り替えることができる。
レバー操作で切り替わる「instax Animation」モードでは、シャッターボタンの長押しにより最大10枚の連写を行い、パラパラ漫画のようなアニメーション動画を作成可能だ。作成した動画はQRコード化して撮影画像とともにプリントでき、スマホでQRコードを読み取ることで動画を再生できる。
スマートフォンとの連携面では、Bluetooth接続に加えて、本体のUSB Type-C端子を直接スマホに挿し込むことで、1枚あたり約0.7秒という高速で撮影画像を専用アプリへ転送できる機能を備えている(Bluetoothでは15秒)。Bluetoothでは1280×960ドットのデータになるが、USBでは3776×2832ドットで転送される。
ミラーレスも直結で大判プリント
「instax Link WIDE 2」
「instax Link WIDE 2」は、カードサイズのミニフォーマットの2倍となるワイドフォーマットに対応したプリンターで、従来機「instax Link WIDE」からデザインおよび機能を進化させている。プリントには、タテ86mm×ヨコ108mmのワイドフォーマットフィルムを使用する。
専用アプリ(Android/iOS対応)に新搭載された「Photo Mixer」機能は、ユーザーが選択した複数の画像から、スクラップブックのようなコラージュをアプリが自動で組み合わせ提案するものだ。
好みのコラージュを選択すると、アプリが画像のサイズや角度、レイアウト、文字配置、フォントなどを自動で調整して仕上げていく。プリント前には写真のサイズや配置の変更、文字やスタンプの追加といった編集も可能だ。さらに、画像解析AIを活用した切り抜き機能を備えており、画像から人物やアイテムを自動で切り抜いてコラージュに取り込むことができる。
本体はツートンデザインになり、「Duo Beige」と「Duo Blue」の2色が用意されている。スタンドなしで自立する。本体右下のinstaxロゴには間接照明風のライティングが施されており、プリント時には淡いピンクとブルーのグラデーションで発光してプリントを演出する。
接続性も向上しており、スマートフォンやタブレット、パソコンに加えて、富士フイルムのデジタルカメラ「Xシリーズ」や手のひらサイズカメラ「instax Pal 2」とのダイレクト連携が可能となった。
従来の「instax Link WIDE」と比較してBluetoothによる無線通信を高速化(Ver.5.1)、画像転送時間を短縮している。また、Google Pixel端末との初回接続時には「Google Fast Pair Service」に対応し、プリンターの電源を入れるとスマートフォン画面にセットアップ通知が自動表示され、スムーズに設定を完了できる。
プリントの画素数は1260×800ドットで、プリント画面は99×62mm。解像度は12.5ドット/mm(318 dpi、80 µmドットピッチ)となる。表現はRGB各色256階調。
画像フォーマットはJPEG、PNG、HEIF、DNG、画像データ受信完了後、書き込みからフィルム排出まで約14秒。バッテリー内蔵で約100枚のプリントが可能。
サイズは139.9×128.3×36.0 mm(突起部除く)で、重量は357g(フィルム別)。専用USB Type-Cケーブル(BO44A34001、長さ30cm)が同梱となる。
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