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API料金0円の無制限試行が可能! AMD Radeon搭載PCで体験するローカルAIによる超高速ゲーム開発方法を徹底解説

2026年09月07日 11時00分更新

文● 岩渕茂 編集●北村/ASCII

提供: 日本AMD

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ブラッシュアップで真価を発揮する

 ゲームがある程度動き始めると、その後の修正や機能追加ではHermes Agentが頼りになった。実際にプレイしながら気になった点を洗い出し、それをそのままフィードバックする流れが一番効率よく進められた。

 今回のゲーム作りでは、当初は純粋なレースゲームを考えていたが、途中から「シューティング要素を入れた方がおもしろいのでは?」と思うようになった。

このような場合でも、仕様を変更したいことを伝えるだけで、Hermes側で改善内容を整理し、実装まで進めてくれる。細かい仕様を書く必要はほとんどなかった。

追加の指示を送信し、ブラッシュアップを重ねている様子。気になった点や追加したい点をクラウドAIでプロンプトの形にしてもらい、それを送信した

 修正を重ねる過程で気付いたのは、Hermes Agentが、一度失敗した実装に固執しなかった点だった。ある修正がうまくいかず、こちらが別の言い方で指摘し直すと、前の実装を引きずらず、新しい形で作り直してくる。

 修正がうまくいかなければ、別の指示でやり直せばいい。API料金を気にせず試せるローカル環境だからこそ、この気軽さが活きてくる。

 参考までに、Copilot+ PC対応ノートでも同様のゲーム制作を試してみたが、待ち時間が気になる場面は正直かなり多く、同じテンポで作業を進めるのは難しかった。何度も生成と修正を繰り返すゲーム制作では、Radeon環境の快適さが際立つ印象だ。

 ちなみに、今回のレース風ゲームは、試行錯誤を含めて約5時間で形になった。ここまで短時間で遊べるものを作れたことには素直に驚いた。

タイトルを実装してほしいと伝えたところ、すぐにタイトルが作成された。さらに指示を加えれば、好みに合わせてブラッシュアップできる

実際のゲーム画面。ある程度見栄えも良くなり、ゲーム性も増した。5時間程度でもここまで作り込める

Radeonで始めるAIゲーム制作、その第一歩

 検証を通じてわかったのは、Hermes Agentは「ゲームを自動で完成させるツール」というより、人間と一緒にゲームを育てていく開発パートナーのような存在だということだ。

 Lemonade上で動くローカルLLMは応答速度も実用的な水準にあり、Hermes Agentと組み合わせた状態でも、体感としてはクラウドAIに近いテンポで作業を進められた。実用面でも十分な性能と言えるだろう。

 Radeonを使ったローカルAI環境では、API料金を気にせず何度でも試行錯誤できる。ゲーム制作のように「動かして直す」を繰り返す作業との相性の良さも実感できた。

普段ゲームで使用しているRadeonがあれば、自分が考えたゲームを自律型AIに作ってもらえることを証明できた

 実際に効率がよかったのは、人間がプレイしながら改善点を見つけ、それをAIにフィードバックする流れだった。AIが修正内容や追加要件を整理した上で実装まで進めてくれるため、ブラッシュアップの負担は大きく減らせる。

 今回のようなブラウザゲームであれば、完成した作品はitch.ioなどで公開可能だ。さらにGodotなどを活用すれば、より本格的なゲーム制作にも発展させられる。作品として仕上げれば、販売や収益化という選択肢も現実味を帯びてくる。

 もちろん、公開したゲームがすぐに売れるとは限らない。それでも、個人がアイデアを作品として形にし、世界へ発信できる環境が身近になったことは大きな変化だ。

 少なくとも今回の検証では、人間が方向性を決め、Hermes Agentに実装や修正を任せる使い方が最もしっくりきた。AIゲーム制作に興味があるなら、まずはブラウザゲームのような小さな作品から挑戦してみてほしい。

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